茶屋町 (青森市)

青森市茶屋町（ちゃやまち）

茶屋町は、青森県青森市に位置する地区です。郵便番号は030-0904。

地理

茶屋町は、青森市を流れる堤川の下流、東側の岸に位置しています。主要道路沿いには様々な商店が点在していますが、そのほとんどは住宅地となっています。地域の境界は、東は合浦、南は栄町、西は堤川を挟んで堤や青柳、そして北は港町と接しています。

歴史

かつて茶屋町は、街道沿いに位置し、堤川の渡船場として機能していました。この地には6軒の掛茶屋があったことが、地名の由来になったと考えられています。藩政時代には、作道村（造道村）の枝村として存在していました。

明治初期の頃には、古茶屋町（ふるちゃやまち）と呼ばれていた時期もありました。これは、1876年（明治9年）の明治天皇の巡幸に先立ち、堤橋が現在の位置に架け替えられ、そこを通る新しい道ができたことがきっかけです。その後、現在の栄町が新茶屋町と呼ばれるようになりました。

年表

1889年（明治22年）：東津軽郡青森町に編入され、青森市大字造道字浪打となりました。
1926年（大正15年）7月10日：大火が発生し、古茶屋町にあった大湊木材工場など数十戸が全焼しました。
1966年（昭和41年）：東部地区住居表示事業により、茶屋町という町名に改められました。

町名の変遷

（詳細な変遷に関する記述は省略）

世帯数と人口

2022年（令和4年）9月1日現在の情報では、世帯数と人口は以下の通りです。

（具体的な世帯数と人口のデータは省略）

小・中学校の学区

青森市立の小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなります。

（具体的な学区に関する情報は省略）

交通

鉄道

茶屋町には鉄道は通っていません。

バス

青森市市バスの青柳線が、港町との境界の道路を運行しています。バス停としては、茶屋町と港町一丁目があります。

道路

茶屋町内には、西に向かって2つに分かれる道があります。北側の道には青柳橋、南側の道には旭橋が架かっています。また、地域の南部を東西に横切る道には、うとう橋が架かっています。

施設等

旭橋のそばには地蔵堂があり、文禄4年の銘がある地蔵が安置されています。近くには、文化5年建立の庚申供養塔や、天保3年建立の猿田彦大明神碑もあります。

青森市立合浦小学校
茶屋町公園 - 合浦小学校に隣接しています。

脚注

（脚注に関する記述は省略）

参考文献

角川日本地名大辞典 2 青森県（1985年 角川日本地名大辞典編纂委員会 編）
* 青森市町内盛衰記 古茶屋町の項目。

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