概要
『草野☆キッド』(くさのキッド)は、
テレビ朝日で
2005年から
2009年まで放送されたバラエティ深夜番組です。元々は、ドスペ2での単発放送として始まり、その後レギュラー番組としてスタートしました。番組は
草野仁と浅草キッドのコンビが主軸で、2010年まで継続されました。
2007年10月の番組リニューアル以降、内容が大きく変わり、様々なジャンルの企画が展開されました。
番組の特徴
草野仁は、普段のキャスターとしての真面目なイメージとは対照的に、
バラエティ番組ではより遊び心を持って視聴者を楽しませる意欲を見せました。特に、草野が自ら企画を持ち込み、さらには自らが「KING」と称するなど、コミカルで起伏のあるキャラクターを演じました。さらに、草野が見せる驚異的な身体能力や、独自の発想から生まれる企画が視聴者に新鮮な驚きを与えました。
一方、浅草キッドも番組の雰囲気作りに重要な役割を担い、草野のバックアップとして番組をサポートしました。
水道橋博士と玉袋筋太郎がレギュラー出演し、視聴者に愛される存在となりました。彼らのキャラクターやコントラストが、番組の魅力を引き立てる要素となりました。
各企画について
番組では多様な企画が展開され、特に人気を博したのが「キモカワ芸人グランプリ」や「草野ランドクイズ」といったコーナーです。「キモカワ芸人グランプリ」では、さまざまな芸人たちが「キモカワ」を競い合い、ユニークな対決が繰り広げられました。「草野ランドクイズ」は、
草野仁に関連するクイズが出題され、観客やゲストたちがその答えを楽しみながら考えるスタイルが好評を得ました。
また、「クイズ$クサノベヤ」では、
草野仁がクイズに挑戦する様子が描かれ、視聴者にも分かりやすく楽しめる内容になっていました。特に最終問題では予想外の展開があり、笑いを誘う工夫がされていました。
番組の歴史
『草野☆キッド』は、
2009年9月に番組が終了するまで4年半にわたって放送されました。人気を博し、深夜バラエティの歴史において名を刻む存在となりました。放送中にはDVDのリリースも行われており、その人気のほどが伺えます。さらに、特有のイラストや音楽も印象に残り、番組の雰囲気をより引き立てていました。
終焉と影響
最終回近くの番組は、視聴者から寄せられる様々な悩みを解決する「お悩み相談」形式に移行し、これまでの内容からの大きな変化を実感させました。
草野仁のユーモアと浅草キッドの掛け合いが作り出す独自の世界感は、多くのファンに親しまれ、その後の
バラエティ番組にも影響を与えたといえるでしょう。
『草野☆キッド』は、楽しい
バラエティ番組の象徴として、多くの視聴者に愛され続けています。