ドスペ2

ドスペ2の概要

『ドスペ2』（ドスペツー）は、テレビ朝日系列で放送されていた深夜番組で、特に単発の特別番組を中心に展開されました。この番組は、「テレビ朝日の次世代を担う60分のチャレンジ企画」として、2004年10月2日にスタートしました。放送は主に土曜日の深夜の時間帯に行われ、ハイビジョン制作が特徴です。

放送の固定枠と目的

この番組は、レギュラー番組への登竜門としての役割が強く、ここから単発放送がその後レギュラー化した『草野☆キッド』や『オーラの泉』といった番組が人気を博しました。また、『バカ検定』なども全国で放送され、多くの視聴者を獲得しました。2010年代には、急激に再放送や番宣番組が増加し、特に2007年後半から2008年にかけては、さまざまなプロモーション番組が組まれました。

番組内容はほとんどが自社で制作されていましたが、関西ローカルでの放送やメ〜テレ制作の番組も少数含まれていました。また、番組では視聴者の意見を取り入れる工夫がされており、視聴後に感想や続編への期待を募る投票も行われていました。このように、番組作りに視聴者を巻き込む姿勢が、新たな企画の発信につながっているのです。

主な番組と企画

『ドスペ2』からレギュラー化した代表的な番組としては、以下のものがあります：

• - 草野☆キッド（草野仁と浅草キッドがコラボするバラエティ、2005年4月からレギュラー化）
• - オーラの泉（国分太一と美輪明宏が司会、スピリチュアルなカウンセリングを行う番組、2005年4月からレギュラー化）
• - 今すぐ使える豆知識 クイズ雑学王（2007年10月よりレギュラー化）
• - 勉強してきましたクイズ ガリベン（2008年1月よりレギュラー化）

その他にも、多数の特別編や名作の再放送、例えば『銭形金太郎』や『愛のエプロン』なども扱い、視聴者を飽きさせないように工夫されていました。

番組の変遷と終焉

その後、2009年から2011年にかけては、多くの新企画が試みられ、月に1回程度の放送が行われるなど、番組の幅が広がりました。しかし、2011年4月には『ザ・ラストスクエア』をもって、単発番組枠は終了し、続いて海外ドラマ枠へと移行しました。しかし、同年9月に再び単発番組枠に戻ることとなりました。

地方局での展開

地方局では、鹿児島放送をはじめ、琉球朝日放送や秋田朝日放送などがこの番組をネットしていましたが、放送内容や時間が異なることもありました。他の系列局でも、単発番組の形で多くの企画が立てられ、視聴者に親しまれる番組としての地位を築きました。

結論

『ドスペ2』は、テレビ朝日の深夜番組枠において多くの新たなアイデアを試みた挑戦的な番組でした。視聴者の参加意識を大切にしながら、数多くの人気番組を生み出したこの枠は、テレビ番組製作の未来においても影響を与えた存在と言えるでしょう。

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