菊地俊介

菊地俊介



菊地 俊介（きくち しゅんすけ、1991年10月4日生まれ）は、埼玉県大宮市（現在のさいたま市見沼区）に生まれたプロサッカー選手です。彼は現在Jリーグの愛媛FCに所属しており、主にミッドフィールダーとしてプレーしています。

来歴



菊地は小学校1年生の時にサッカーを始め、特に中学では大宮アルディージャのジュニアユースに3年間在籍しました。その後出場機会を得るために伊奈学園総合高校に進学し、さらなる成長を遂げました。2010年に日本体育大学に入学し、大学では初め中盤でプレーしていましたが、4年生の選手が卒業したことによりセンターバックへとコンバートされます。

このポジション変更が彼のキャリアの転機となり、大学2年目には関東大学サッカーリーグ戦2部での優勝に大きく貢献しました。その結果、4年生にはユニバーシアード日本代表に選ばれ、ロシア・カザンで行われた第27回夏季ユニバーシアードで銅メダルを獲得しました。

2014年には湘南ベルマーレに加入し、主力選手として活躍しましたが、2016年には右膝前十字靭帯を損傷し長期の治療を余儀なくされました。それでも彼は湘南での活動を続け、2020年には出身地の大宮アルディージャに完全移籍します。2022年には契約満了に伴い、愛媛FCへと移籍しました。

その後、2023年開幕前には再び左膝前十字靭帯を損傷しましたが、シーズンが終了する前の第37節ヴァンラーレ八戸戦で復帰を果たし、さらには第38節のFC大阪戦で決勝点を挙げる活躍を見せました。この復帰劇は多くのファンに感動を与えました。

プレースタイル



彼のプレースタイルは多様であり、ユーティリティープレイヤーとして知られています。菊地はさまざまなポジションで活躍でき、こぼれ球に対する反応が早く、また両足を使って得点することも得意です。頭でも得点する能力を持っており、オールラウンダーとしての魅力を発揮しています。

エピソード



2023年シーズンには愛媛FCでJ3リーグ優勝を果たしましたが、第35節のFC今治戦ではインフルエンザの影響でスタジアムに行けず、優勝記念写真には入れなかったという少し残念なエピソードもあります。他方で、彼は実はイジられたい性格を持ち、愛媛FCの若手選手たちからイジられることが増えてきました。菊地はその状況を楽しんでおり、イジられることに喜びを感じています。

所属クラブ



個人成績



タイトル


クラブ



代表歴


  • - ユニバーシアード日本代表: 第27回夏季ユニバーシアード

菊地俊介は、その実力と多才ぶりで日本サッカー界での存在感を示す選手として、これからの活躍にも期待が寄せられています。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。