菊池健一郎について
菊池健一郎(きくち けんいちろう)は、
1972年2月22日生まれで
東京都出身の元
俳優です。
青山学院大学を中退し、
1984年にTBSの『風にむかってマイウェイ』で
テレビドラマデビューを果たしました。その後、
映画『
ぼくらの七日間戦争』で
宮沢りえと共演し、人気を博しました。
キャリアの初期
1980年代後半から1990年代初頭にかけて、菊池は学園ドラマの代表作である『3年B組金八先生3』や『はいすくーる落書』などで名を馳せました。また、『びんた』や『ハートにS』といった多様なジャンルのドラマにも出演し、その演技力を発揮しました。この頃、菊池は
オスカープロモーションに所属していました。
90年代以降の活動
90年代半ばからは、2時間ドラマやVシネマが中心の活動にシフト。2000年代に入ってからは、特に『プロポーズ大作戦』(2007年)において14年ぶりに連続ドラマにレギュラー出演し、再び注目を集めました。この時期にはエムズエンタープライズに移籍し、その後オフィス斬に所属しました。
主な出演作品
菊池は、数多くの連続ドラマに出演しました。代表作には次のようなものがあります。
- - 3年B組金八先生3(1988年、TBS系) - 柿野啓太郎 役
- - はいすくーる落書(1989年、TBS系) - 荒巻幸太郎 役
- - プロポーズ大作戦(2007年) - 西尾保 役
- - 相棒 Season 6(2007年) - 安藤芳樹 役
- - 水戸黄門などの時代劇にも出演しています。
映画でも多くの重要な役を演じました。代表的な作品としては、次のようなものがあります。
- - ぼくらの七日間戦争(1988年) - 主演・菊地英治 役
- - 十六歳のマリンブルー(1990年) - 脇坂肇 役
- - 夜逃げ屋本舗(1992年) - 永島薫 役
- - センチメンタル シティ マラソン(2000年) - ミカミ 役
Vシネマ
また、Vシネマでも活躍し、特に『となりの凡人組』シリーズや『エクソシスト 退魔士』など多くの作品に出演しています。
舞台活動とディスコグラフィー
舞台での活動もあり、代表作として『LOVE LETTERS』などがあります。また、音楽活動も行い、シングルやアルバムをリリースしました。コロムビアレコードからいくつかの作品が発売されています。
引退とその後
菊池健一郎は
2012年頃に引退。その後、芸能界からは離れたものの、彼のキャリアは多くのファンに愛され続けています。現在、彼の活動は過去のものとなりますが、演技力とその存在感は多くのメモリーに残っています。