菊池悠希

菊池悠希：氷上の軌跡と家族の絆

菊池悠希（きくち ゆうき）は、1990年7月24日生まれの日本の女子ショートトラック選手です。全日本空輸（ANA）に所属し、日本スケート連盟のショートトラック女子ナショナル強化選手A指定選手として、国内外の舞台で活躍しました。オリンピックには、2018年の平昌大会、2022年の北京大会と2度出場しています。長野県小諸商業高等学校を経て、2015年に立教大学経営学部を卒業。

競技人生の始まり

幼少の頃から、姉の影響でスケートを始めました。小海中学校時代からスピードスケートに取り組み、数々の大会に出場。努力を重ね、ショートトラック選手として才能を開花させていきました。

北京オリンピックと引退

2022年の北京オリンピックでは、ショートトラック混合リレー、女子1000m、女子1500mに出場。混合リレーでは予選敗退、女子1000mでは準々決勝に進むことができませんでした。女子1500mでは、準決勝で敗退しましたが、順位決定戦に回りました。

北京オリンピックの女子1500m終了後、現役引退の意向を表明。今後は、指導者としてショートトラック界に貢献したいという意欲を示しています。

家族の絆

菊池選手は、5人姉妹の三女。父親の菊池毅彦は、長野県南相木村の前村長を務めていました。家族全員がスケートに深く関わっており、まさにスポーツ一家です。特に次女の菊池彩花は、2018年平昌オリンピックのスピードスケート女子団体パシュートで金メダルを獲得した実績を持ちます。四女の菊池萌水も、ソチオリンピックのショートトラック代表選考会に出場。五女の菊池純礼は、インスブルックユースオリンピックの銅メダリストであり、平昌、北京両オリンピックでショートトラック日本代表に選ばれました。

趣味と嗜好

菊池選手の趣味は、健康について考えること。オーガニック食品やスーパー、カフェ巡りを通じて、身体に良いものを探求し、料理をすることも楽しんでいます。

主な戦績

2017年 - 全日本距離別選手権 500m 優勝
2017年 - 全日本ショートトラック選手権大会 総合7位，500m 4位
2016年 - 全日本ショートトラック距離別選手権大会 500m 6位
2015/2016年 - ワールドカップショートトラック（モントリオール）1500m 14位
2016年 - ジャパントロフィーショートトラック選手権大会 総合3位
2016年 - 全日本ショートトラック選手権大会 総合11位
2015年 - 全日本ショートトラック距離別選手権大会 500m・1000m 5位，1000m 優勝
2015年 - ユニバーシアード冬季競技大会 3000mリレー 4位
2014年 - 全日本ショートトラック選手権大会 総合7位
2014年 - 全日本ショートトラック距離別選手権大会 1000m 3位, 1500m 4位

オリンピック成績

2018年平昌オリンピック
ショートトラック500m、1000m、1500m、リレー出場


菊池悠希は、競技者としての情熱と家族の支えを胸に、新たなステージへと進みます。これからは指導者として、次世代の育成に尽力することが期待されます。

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