菊池直人

菊池直人（きくち なおと）氏は、1971年11月18日生まれ、福岡県行橋市出身のプロレスリングアナウンサーです。身長163cm、体重58kg、血液型A型という小柄な体格ながら、その存在感はリング上で際立っています。DRAGON GATEに所属し、独特なアナウンススタイルで多くのファンを魅了しています。

キャリア初期と闘龍門への参加

菊池氏は、IWAジャパンでリングアナウンサーとしてのキャリアをスタートさせました。その後、プロレス界から一時離れるも、ウルティモ・ドラゴンの熱心な誘いを受け、闘龍門の旗揚げと同時にリングアナウンサーとして復帰。この復帰が、彼のプロレス界でのキャリアを再構築するきっかけとなりました。

DDTとの合同興行「DDG」での活躍

2007年4月18日、DDTプロレスリングとの合同興行「DDG」では、菊池氏とDDTの新藤力也リングアナウンサーが共に登場。この合同興行では、DDTの選手は新藤氏が、DRAGON GATEの選手は菊池氏がコールするという珍しい形式が採用されました。その際、菊池氏は新藤氏に対して「ブーイングされて嫌われてるけど大丈夫？」と発言し、会場を大いに盛り上げました。この発言は、彼のユーモアセンスと機転の良さを表すエピソードとして知られています。

イベントでの役割と冷静な対応

菊池氏は、各種イベントにもほぼ同行しており、特にトークショーでは司会進行を務めることが多いです。彼のスムーズな進行と的確なコメントは、イベントを盛り上げる上で欠かせない要素となっています。試合中には、リング傍の机に座ってタイムを計る役割を担っていますが、選手が間近に迫ることが多い状況でも、常に冷静に対応している姿が印象的です。この冷静さは、彼のプロフェッショナル意識の高さを物語っています。

特徴的なアナウンスとミス

菊池氏のアナウンスの中でも特に印象的なのは、場外乱闘時の「場外乱闘お下がりください。お気を付けください！」という注意喚起です。このアナウンスは、彼の大きな声で発せられ、観客に注意を促す重要な役割を果たしています。しかし、時にはミスも。横須賀享選手のフィニッシュを間違えることがあり、また、ある選手の引退試合終了後のテンカウント時に、ゴングを10回鳴らすところを9回しか鳴らさなかったというエピソードもあります。このミスに対し、本人は「ワザとではありません。数え間違えただけです。」と述べています。これらのエピソードは、彼の人間味あふれる一面を伝えています。

まとめ

菊池直人氏は、その独特なアナウンススタイルと冷静な対応で、DRAGON GATEのリングに欠かせない存在です。彼の活躍は、プロレスというエンターテイメントを支える上で、重要な役割を果たしています。

外部リンク

DRAGON GATE・菊池直人
菊池直人 (@Kikuchi_ringana) - X（旧Twitter）

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