菊田一美

菊田 一美（きくた かずみ）

菊田一美は1986年3月1日生まれの日本のプロレスラーです。青森県平内町に生まれ育ち、現在は大日本プロレスに所属しています。彼の身長は180cmで、体重は94kgと、プロレス選手としては標準的な体格を持ちながら、その技術とキャラクターで多くのファンを魅了しています。

経歴

菊田は2014年に大日本プロレスに入門しました。同年に同じく入門した宇藤純久と共にデビューする予定でしたが、負傷によりデビューが延期されました。2015年4月30日、上野公園みずどりのステージ大会にて河上隆一を相手にデビューを果たしました。この試合は彼のキャリアの始まりを象徴する重要な瞬間となりました。

菊田は2019年5月5日に横浜文化体育館にて行われた大会で、河上隆一とタッグを組み、アジアタッグ王座を獲得しました。この勝利は彼にとって大きなマイルストーンであり、以降の活躍の礎となりました。彼はアジアタッグ王座の第107代王者として、プロレス界にその名を広めました。

得意技

菊田には数々の得意技があります。中でも、ダイビングフットスタンプやフィッシャーマンズスープレックス、バズソーキックは彼のスタイルを象徴する技です。フィッシャーマンズスープレックスは特に、家族が漁業に従事していた影響を色濃く反映しており、彼のこだわりと情熱を感じさせます。また、仰向けになった相手を攻撃する技や巧みな各種キック、掌底打ちも彼の試合における大きな武器となっています。

タイトル歴

菊田はそのキャリアの中で、数々のタイトルを手にしています。

• - 全日本プロレス: アジアタッグ王座（第107代、パートナーは河上隆一）
• - 新潟プロレス: 新潟タッグ王座（第2代、パートナーは河上隆一）
• - 大日本プロレス: BJW認定タッグ王座（第51代、パートナーは河上隆一）

このように、彼はタッグ戦での成功を収めており、素晴らしいパートナーシップを築いています。

特徴

菊田は実家が漁業界に関わっているため、フィッシャーマン系の技に強いこだわりを持っています。プロレス入りする前は建設会社で働いており、その経験から手先が器用です。この特性は、「デスマッチアイテム職人」としての才能に繋がり、彼は数々の凶器を製作することでも知られています。菊田の独特な背景と実績は、彼を魅力的な選手にしており、ファンからの支持を集めています。

このような多才なプロレスラーとしての経歴を持つ菊田一美は、今後もプロレス界での活躍が期待される選手です。彼の選手としての進化は、ぜひ注目すべきポイントと言えるでしょう。

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