蒼い春

angelaの16枚目のシングルとして2010年7月28日にスターチャイルドから発売された「蒼い春」は、彼らの音楽性の幅広さを示す作品です。

概要

前作「オルタナティヴ」から約8ヶ月ぶりのリリースとなったこのシングルは、2010年最初のシングルとなりました。表題曲「蒼い春」は、テレビアニメ『生徒会役員共』のエンディングテーマとして使用され、そのアニメの世界観と見事に調和しています。一方、カップリング曲「ツナガル→ム」は、文化放送のラジオ番組「a-GENERATION」のオープニングテーマに起用され、ラジオファンにも親しまれました。

「蒼い春」のミュージックビデオ（PV）は、angelaのメンバーだけでなく、約200人のファンがエキストラとして参加し、千葉県船橋市立金杉台中学校の校舎をロケーションとして撮影されました。このPVは、楽曲の持つ青春のエネルギーと高揚感を視覚的に表現しています。作詞は、atsukoがアニメ第1話を視聴後に手がけられました。歌詞は、atsuko自身の高校時代の経験と、現代の高校生の体験を融合させた内容となっています。

批評

CDジャーナルは、「蒼い春」を「疾走感溢れるメロディにボーカルラインが合わさったアップテンポの曲」と評しており、その音楽的な完成度を高く評価しています。

収録曲

1. 蒼い春 [4:06]
テレビアニメ『生徒会役員共』エンディングテーマ
2. ツナガル→ム [5:35]
文化放送『a-GENERATION』オープニングテーマ
3. 蒼い春（off vocal version）
4. ツナガル→ム（off vocal version）

作詞は全曲atsuko、作曲はatsukoとKATSU、編曲はKATSUが担当しています。

「蒼い春」は、angelaの代表的なシングルの一つとして、収録アルバムで楽しむことができます。

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