蓮沼喜文

蓮沼喜文（はすぬま よしふみ）

プロフィール

1958年9月1日、福島県喜多方市に生まれる。日本の合唱指揮者、声楽家として活躍。福島県立喜多方高等学校、国立音楽大学声楽科卒業。埼玉県合唱連盟常務理事、日本合唱指揮者協会会員、NHKカルチャー講師も務める。

音楽との出会い

7歳から音楽に親しみ、合唱が盛んな環境でコンクールやコンサートなど多くの経験を積む。中学校ではトランペットを北村源三に、高校時代にはフリップ・ジョーンズ、卒業後は山口進一郎に師事。声楽は神山春男、萩野昌良、小川雄二に師事。合唱指揮は佐藤公孝、合唱と声楽をウイリアム・ノートン、ヘルムート・ピルス、デュエル・エコルズに学んだ。

埼玉栄高等学校コーラス部創部と発展

1983年より埼玉栄高等学校に赴任し、コーラス部を創部。部員数は常に100名を超え、日本最大級の合唱団へと育て上げた。その指導力は国内コンクールで輝かしい実績を残し、全国大会へ24回出場、NHK全国学校音楽コンクールで金賞を1度、全日本合唱コンクールで金賞を2度受賞。海外のコンクールでも、コーラスオリンピック（オーストリア・リンツ市）金賞、ミュンヘン国際音楽祭（ドイツ・ミュンヘン市）金賞、グロスマンコンクール（オーストリア・ウィーン市）総合1位優勝、ウィーン世界青少年音楽祭ユース部門（オーストリア・ウィーン市）準優勝など、数々の賞を獲得した。

オーケストラとの共演と海外での活動

オーケストラとの共演も多く、モーツァルトのレクイエムやカルミナ・ブラーナといった本格的なクラシック音楽を演奏。海外では、ウィーン楽友協会ホール、アウガルテン宮殿にてウィーン少年合唱団と共演。ベルギーのデジンゲル劇場、同国営放送劇場、ウィーン・ハイドンザール、シテファン寺院、カールス教会、パリオペラ座、ノートルダム寺院、イタリア・ナポリ円形劇場など、世界各地の舞台で演奏し、高い評価を得た。

その他の活動

新作委嘱や教科書・教材などの模範演奏録音も多数手がける。現在は、Wings、さいたまシティジュニアコーラス、コール・ドルチェ、法政大学アリオンコールなどの常任指揮者を務める。また、コンクールの審査員や講習会の講師としても活動し、後進の育成にも力を注いでいる。

現在の活動

精力的に活動を続け、日本の合唱界を牽引する存在として、その功績は多岐にわたる。指導者としてだけでなく、演奏家としても高い評価を受けている。

関連リンク

蓮沼喜文 (@hasunuma901) - X（旧Twitter）
蓮沼喜文 (yoshifumi.hasunuma) - Facebook

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