藤タカシ:音楽と演技の道を歩むロックンロール・アクター
藤タカシは、
1957年東京都出身のミュージシャンであり、
俳優としても活躍する人物です。彼は、自身の音楽レーベル「Mr.T LABEL」を運営しています。
M-BANDでの成功とソロ活動
1982年、藤タカシはロックバンド「M-BAND」を結成し、デビューを果たしました。M-BANDは
1988年に解散するまで、数多くの楽曲を発表し、日本の音楽シーンにその名を刻みました。バンド解散後、藤タカシはソロアーティストとして楽曲をリリースする傍ら、
俳優として映画やテレビドラマにも出演し、その才能を発揮しました。
1995年頃には、「M Street BAND」を結成し、バンド活動を再開。また、
俳優業を一時休止し、CFナレーションの仕事にも挑戦しました。
1999年にはM-BANDを再始動させ、ライブ活動を精力的に行いました。
ロックンロール・アクターとしての再出発
2002年、藤タカシは
俳優活動を再開し、「ロックンロール・アクター」を自称するようになります。音楽活動と
俳優業の両軸で活動を続け、独自のスタイルを確立しました。
2009年からは、M-BANDと並行して「藤タカシ&ザ・スタイル」名義で全国パブロックツアー「ロックンロールサーキット」を展開し、ライブパフォーマンスで多くのファンを魅了しました。
2010年には、ジャパニーズロックアーティストのカバーアルバム「Sing!Sing!」をリリース。
2016年には、日本のポピュラー音楽界初のコモンレーベル"S&Lミュージック"に登録参加。
2017年には、エンターテイメントバンド「THE TOP LINE」を結成し、ライブハウス「赤坂ブルームーン」を拠点に、都内近郊や地方でのライブ活動を開始しました。
多彩なディスコグラフィと出演作品
藤タカシは、これまでに「ZAN ZAN ZAN」(
1990年)、「またいつか逢えるかも」(
1991年)といったソロアルバムをリリースしています。
俳優としての出演作品も多岐にわたり、映画では『トリナクリア PORSCHE 959』(
1987年)、『
黒いドレスの女』(
1987年)などに出演。Vシネマでは、『ベレッタM92F 凶弾』(
1990年)、『ブラックプリンセス2 炎の標的』(
1991年)、『
首領への道』シリーズなどに出演しています。
テレビドラマでは、『パパは殺し屋』(1989年)、『この胸のときめきを』(1989年)、『
あいつがトラブル』(
1990年)、『
静かなるドン』(
1994年 -
1995年)などに出演しています。また、数多くのCFナレーションも担当しています。
藤タカシは、音楽と演技の両方で才能を発揮し、常に新しい挑戦を続けるエンターテイナーです。