藤原桂造

藤原桂造：お笑い芸人から西脇市議会議員へ

藤原桂造（ふじわら けいぞう、1958年5月24日生まれ）は、お笑い芸人としてキャリアをスタートさせ、現在は政治家として兵庫県西脇市に貢献しています。彼の多岐にわたる活動を詳細に見ていきましょう。

芸人としての軌跡

漫才コンビ時代

藤原は大阪NSC1期生としてお笑いの世界に入り、1982年に宇野栄二と漫才コンビ「うのっちょ・いもっちょ」を結成。その後、「ザ・ポテト」と改名し、同年の『笑ってる場合ですよ! お笑い君こそスターだ!』でチャンピオンに輝きました。しかし、1986年にコンビは解散。

宇野はその後、青野敏行と「ポテトフライ」を結成し、1987年にはNHK上方漫才コンテストで優秀賞を受賞するなど注目を集めましたが、1990年に解散。宇野は「宇野ポテト」として、『難波金融伝・ミナミの帝王』シリーズで方言指導や脇役を務めました。一方、青野は吉本新喜劇に入団しています。

ピン芸人としての挑戦

宇野とのコンビ解散後、藤原は「原桂太」、「原SHOW太」、「ダービー原」、「ダービー藤原」と芸名を次々に変更。ピン芸人として独自の道を歩み始めました。競走馬のぬいぐるみを背負い、街角で突如実況パフォーマンスを行うスタイルは、彼のトレードマークとなっています。そのユニークな姿から「馬おじさん」とも呼ばれています。

R-1グランプリにも挑戦していますが、残念ながら1回戦敗退。2008年には、大阪NSC同期のクリスタル大坪と「おじさんブラザーズ」を結成し、M-1グランプリに挑戦しましたが、こちらも1回戦敗退という結果に終わりました。

政治家としての新たな道

2017年、藤原は西脇市議会議員選挙に立候補しましたが、223票で落選。しかし、2021年の同市議会議員選挙では539票を獲得し、見事初当選を果たしました。お笑い芸人としての経験を活かし、政治の世界でも新たな挑戦を続けています。

出演番組

笑ってる場合ですよ!（1982年、フジテレビ） - うのっちょ・いもっちょ時代
お笑いスター誕生!!第3期グランプリシリーズ（1982年、日本テレビ） - ザ・ポテト時代

藤原桂造は、お笑い芸人としてのユニークな才能と、政治家としての真摯な姿勢で、今後も多くの人々に笑顔と希望を届けてくれることでしょう。

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