藤森利雄

藤森利雄氏は、1948年6月15日生まれの実業家です。愛知県出身で、南山大学経済学部を卒業後、1971年に名港海運株式会社に入社しました。

入社後、長年にわたり同社でキャリアを重ね、2000年には業務企画室長に就任。2003年には取締役業務部長兼業務企画室長へと昇進し、その後も2007年に常務取締役、2011年には専務取締役と着実にステップアップしました。そして、2013年には代表取締役社長に就任し、名港海運の経営を牽引しました。

藤森氏の活動は、名港海運の経営に留まらず、地域経済や社会の発展にも大きく貢献しています。2016年には、名古屋商工会議所の副会頭に選任され、地域経済の活性化に尽力しました。また、2022年には黄綬褒章を受章し、その功績が広く認められました。

港湾物流業界における要職も歴任しており、2021年には東海港運協会会長、名古屋港運協会会長、日本港運協会常任理事を兼任。2023年には日本港運協会副会長に就任し、業界の発展に貢献しています。さらに、2024年には名古屋港利用促進協議会会長にも就任し、名古屋港の利用促進にも力を注いでいます。

また、社会貢献活動も積極的に行っており、愛知県公安委員会委員を2022年に務め、2023年には愛知県公安委員会委員長代行、2024年には愛知県公安委員会委員長に就任し、地域社会の安全・安心にも貢献しています。

その他、名古屋税関保税会会長として、テロ予防などのための覚書を財務省名古屋税関長との間で締結するなど、社会的な責任も果たしています。

藤森利雄氏は、名港海運の経営者としてだけでなく、地域社会のリーダーとしても多岐にわたる分野で活躍し、その功績は高く評価されています。

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