藤田ミノル

藤田ミノル (ふじた ミノル)

基本情報

藤田ミノルは、1977年9月5日生まれの日本のプロレスラーです。本名は藤田穣で、山口県小野田市出身。彼の血液型はB型です。

来歴

藤田は、鴻城高等学校でレスリング部に在籍した後、1997年に大日本プロレスでデビューしました。彼のデビュー戦は、後楽園ホールで行われた「藤田穣＆田尻義博 vs ファンタスティック＆GOKU」という組み合わせでした。その後、大日本プロレスやみちのくプロレスを経て、2002年には新日本プロレスに殴り込みをかけ、自身の名を知らしめました。

彼のキャリアは新日本プロレス時代から進展し、プロレスリングZERO1-MAXでは急成長を果たしました。特に2005年にはNWAインタナショナルライトタッグ王座を獲得し、同年のディファカップでは準決勝まで進出。さらに、ヘビー級のタッグ王座も獲得し、ジュニアおよびヘビー級タッグチャンピオンの二冠を達成しました。これにより、日高郁人と組んだタッグチームはプロレス大賞最優秀タッグチーム賞を受賞しました。

その後も藤田は多くの成功を収め、特に2006年にはノアの日本武道館でGHCジュニアヘビー級タッグ王座を奪取したり、天下一Jr.シリーズで優勝を果たしました。彼の技術の幅は広がり続け、その後も多くの団体で活躍しました。

プロレスキャリアの変遷

2010年には東京愚連隊に加入し、2011年にDDTプロレスリングへの出入り禁止処分が発表されるなど、波乱に満ちた時期を迎えました。以後、FREEDOMSに所属し、デスマッチへの挑戦も始めました。藤田は様々な団体に積極的に参加し、特に九州プロレスやみちのくプロレス、ガンバレ☆プロレスなどで存在感を示しました。

2015年には離婚と専門学校での留年を公表し、プライベートでも注目を集めました。翌年にはZERO1-MAXでの復活を果たし、試合にも頻繁に登場するようになります。

技術スタイル

藤田ミノルは、試合中に相手を翻弄するプロレススタイルが特徴です。彼のフィニッシャー「サスケだましセグウェイ」は、相手の体制を巧みに操り、観客を魅了します。また、彼の使用する技の中には「フジタドライバー」や「SAYONARA」など、多彩な技が含まれています。

入場曲とキャラクター

彼の入場曲は、各団体ごとに異なりますが、プロレスリングFREEDOMSでは「Out of Control（MAN WITH A MISSION/Zebrahead）」を使用しています。このような多様性が藤田の魅力の一部となっており、彼のリング上の存在感を一層引き立てています。

最近の活動

2021年末には新型コロナウイルスに感染し、入院を経験しました。その後も病気から回復し、トーナメントのゼネラルマネージャーを務めたり、さまざまなプロモーションで活躍を続けています。2022年には左眼の怪我により長期欠場を余儀なくされるも、依然として彼のファンは彼の復帰を心待ちにしています。

藤田ミノルのプロレスラーとしての道のりは、個性溢れるキャラクターと多彩な技術によって彩られており、今後の活躍にも期待が寄せられています。

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