藤田淳平 (野球)

藤田淳平（ふじた じゅんぺい）

藤田淳平は、2000年5月14日に生まれ、徳島県美馬市を故郷とするプロ野球選手です。ポジションは投手で、左投左打という特徴を持ち、現在は福岡ソフトバンクホークスに所属しています。

経歴

プロ入り前

藤田は美馬市立江原北小学校で野球を始め、その後美馬市立江原中学校で軟式野球に取り組みました。川島高校に通うと、1年生の夏から公式戦に出場し、2年生の夏には県大会で148球を投げ抜き、徳島北高校を相手に完投勝利を収め、ベスト4進出の原動力となりました。しかし、3年生の夏には初戦で池田高校に敗退してしまいます。

その後、福岡地区の東亜大学に進学し、3年生の春リーグでは見事な防御率0.73を記録、さらにMVPとベストナインにも輝きました。6年ぶりに全日本大学選手権にもチームを導く活躍を見せ、3年生の秋には5勝を挙げ、再度ベストナインに選出されました。大学時代の最速球速は146km/hで、プロ入りを目指して志望届を提出しましたが、ドラフトでの指名はなりませんでした。そのため四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに入団することになりました。

四国IL・徳島時代

2023年には、前期のリーグで防御率1.17を残し、チームの前期優勝に決定的な貢献をしました。また、後期も安定したパフォーマンスを継続し、結果として19試合に登板して5勝3敗3ホールド、防御率1.51という素晴らしい成績を記録しました。その年の最優秀防御率を獲得し、徳島における最速は148km/hを記録。運命的な10月26日のドラフト会議では、福岡ソフトバンクホークスから育成7位指名を受けました。11月17日には仮契約を結び、12月4日には福岡市内での入団発表会見で新たなスタートを切りました。背番号は146に決まりました。

ソフトバンク時代

藤田選手の持ち球は、最速148km/hのストレート、スライダー、カットボール、カーブ、フォークなど多彩です。独立リーグ時代には、その約2/3がストレートという球種配分であり、今後のプロとしての投球スタイルにおいても、このストレートが出色の選手としての武器となることでしょう。

詳細情報

藤田選手の独立リーグでの成績は、リーグのデータサイトに掲載されており、彼の成長と活躍が記録されています。背番号は、2023年が21、2024年以降は146となっています。

注釈

彼の経歴からは、常に向上心を持って努力する姿勢が読み取れます。四国アイランドリーグでの成功を経て、プロの舞台でのさらなる活躍が期待されています。今後、藤田淳平がどのように成長していくのか、目が離せません。

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