藤田義明

藤田義明のプロサッカー選手としてのキャリア

藤田義明（ふじた よしあき、1983年1月12日生まれ）は、栃木県宇都宮市で育った元プロサッカー選手です。彼は主にディフェンダー（右サイドバックやセンターバック）及びミッドフィールダー（ボランチ、両ウイングバック）として活躍しました。藤田は順天堂大学を卒業後、2005年にジェフユナイテッド千葉とプロ契約を結び、ここから彼のサッカー人生が始まりました。

プロキャリアのスタート

初のプロチームである千葉では、出場機会が限られていた藤田は、2006年のシーズン途中に大分トリニータに期限付きで移籍しました。大分では彼の能力が開花し始め、特に2007年にはボランチとして先発出場を果たしました。マルチなプレースタイルが認められ、以降は守備的なポジションで多様な役割をこなしました。2008年には大分に完全移籍し、守備陣の重要な一員として活躍しました。特に那須川智の外れたナビスコカップ決勝では、急遽起用されたこともありました。

ジュビロ磐田への移籍

2011年、藤田はジュビロ磐田へ完全移籍します。磐田移籍後は、主にセンターバックとして起用され、リーグ戦では自己最多の31試合に出場する活躍を見せました。特に2014年には、当時の監督であるシャムスカのもとで全試合フル出場を達成し、チームの守備を支える存在でした。

引退とその後のキャリア

シーズンが進むにつれ、藤田は出場機会が減少し、2019年には監督の信頼を受け再び主力として活躍しましたが、チームは降格。しかし2020年シーズン序盤に再びスタメンを勝ち取るも、その後の状況が影響し、同年12月に引退が決定しました。

引退後は、ジュビロ磐田の指導者としての道を歩み始め、2021年から様々な年代の指導を行い、2023年にはU-18の監督に就任しました。その後2024シーズンからはトップチームのコーチとして新たな挑戦を始めました。

プライベートな一面

藤田は母が台湾人であるため、台湾代表としてプレーする可能性が報道されたこともあります。また、彼は元ワンギャルである妻、井川絵美と結婚しており、彼女のブログなどでも度々登場します。藤田はルックスが評価されており、さらにお茶目な一面も持っていて、妻に質問されて「クマ年」と間違えたエピソードなどが話題になっています。さらに、AKB48のファンであり、特にHKT48の宮脇咲良推しを公言しています。

藤田義明は、サッカー選手としてだけではなく、指導者や個人としての資質も豊かな人物です。

もう一度検索