AAA 34thシングル「虹」:GReeeeN提供楽曲による感動と話題を呼ぶ一曲
2012年10月31日、エイベックス・トラックスより、AAA(トリプル・エー)の34枚目の
シングル「虹」がリリースされました。前作「
777 〜We can sing a song!〜」から約3ヶ月ぶりとなる本作は、数々の話題を生み出し、AAAの代表曲の一つとして高い人気を誇っています。
GReeeeN書き下ろし楽曲とAAAのハーモニー
「虹」最大の特徴は、人気グループGReeeeNが書き下ろした楽曲である点です。AAAのスタッフとGReeeeNのスタッフ間の良好な関係、そして互いの敬意から実現したこのコラボレーションは、楽曲のクオリティをさらに高めています。楽曲中にはGReeeeNのコーラスも聴くことができ、ファンにとっては何とも贅沢な仕上がりとなっています。
2014年にはGReeeeNがセルフカバーし、オリジナルアルバム『
今から親指が消える手品しまーす。』に収録。その人気ぶりが伺えます。
3形態のジャケットと豪華特典
「虹」は、ジャケットA、ジャケットB、そしてmu-moショップ限定盤の3形態で発売されました。初回限定盤には、全8種類からランダムで1枚封入されるトレーディングカードが特典として用意されており、コレクター心をくすぐる仕様となっています。ジャケットBには、「good day」のリミックスバージョンが2曲追加収録されており、より多様な音楽性を堪能できます。
ライブ映像とプロモーション活動
ミュージックビデオには、
2012年に行われた『
AAA TOUR 2012 -777- TRIPLE SEVEN 7th Anniversary Autumn stAge』
横浜アリーナ公演でのライブ映像が使用されています。この楽曲は同ツアーで初披露され、最終公演までセットリストに組み込まれるほどの人気ぶりでした。しかしながら、2013年1月23日に発売されたライブDVD「
AAA TOUR 2012 -777- TRIPLE SEVEN」には未収録となっています。
リリースに合わせ、広く「虹」を歌ってもらうことを目的とした<AAAの新曲『虹』歌ってみたコンテスト>が開催されました。また、発売日当日には
ニコニコ生放送で特番『AAA宇野/浦田/日高の新曲「虹」歌ってみて大作戦』が配信され、大きな話題を集めました。
収録内容と楽曲の特徴
CDには「虹」と「good day」、そしてそれぞれのインストゥルメンタルバージョンが収録されています。ジャケットBには「good day」のリミックスバージョンが追加で収録。
「虹」はダンスパフォーマンスを伴わない、歌に特化した楽曲です。1番と2番のサビでは西島・與と浦田・末吉がそれぞれパートを分け、宇野・伊藤がハモリを担当する珍しい構成になっています。ラップパートは宇野と伊藤が担当し、日高はラップパートは担当しませんが、代わりにソロパートとサビの大部分を歌っています。
プロ野球オリックス・バファローズの
山岡泰輔選手が、登場曲として「虹」を選曲したことでも知られています。
まとめ
「虹」は、GReeeeNの書き下ろし楽曲、AAAメンバーの個性豊かなボーカル、そして大規模なプロモーション活動と、多くの要素が組み合わさった、AAAを代表する
シングル曲と言えるでしょう。楽曲の持つ魅力、そしてその背景にある物語は、聴く者の心に深く響くこと間違いありません。