衣笠築美

衣笠築美さんは、1985年11月26日生まれの読売テレビ放送社員です。兵庫県尼崎市出身で、須磨学園中学校・高等学校を経て、慶應義塾大学文学部美学美術史学科を卒業しています。高校時代には卒業式の答辞を読んだ経験を持つなど、学生時代からリーダーシップを発揮していました。

大学時代には、TBS系列の番組『みのもんたの朝ズバッ！』でサポーターとして活動していました。これは、番組アシスタントディレクターの補佐をする役割で、多忙な日々を送っていたようです。並行して、横浜ベイスターズ（現横浜DeNAベイスターズ）のオフィシャル・チアリーディングチーム『diana』のオーディションを受け、見事合格を果たしています。

2006年度のdianaメンバーとして活動した衣笠さんは、同年10月からはTBSの番組『オビラジR』に、同じdianaメンバーの野口菜菜さんと共に「オビガールG」としてレギュラー出演していました。しかし、2007年3月の番組リニューアルに伴い降板しています。

『diana』での活動経験は、衣笠さんのキャリアに大きな影響を与えたと言えるでしょう。華やかなステージでのパフォーマンス経験は、コミュニケーション能力や表現力の向上に繋がったことは間違いありません。また、チームとして活動することで、協調性や責任感も養われたはずです。

大学の後輩には、diana2008年度メンバーの坪井安奈さんがいます。大学時代からの繋がりや、共通の経験を持つ仲間の存在が、彼女の成長を支えたと言えるでしょう。

2008年、衣笠さんは日本テレビ系列の準キー局である読売テレビに入社。ディレクター職としてキャリアをスタートさせました。現在はスポーツ局に所属し、阪神タイガースを担当しています。読売テレビの看板情報番組である『朝生ワイド す・またん！』では、衣笠さんが取材した阪神タイガースに関するインタビュー映像が頻繁に放送されており、司会の辛坊治郎氏からもお気に入りの存在として信頼されているようです。

番組制作への貢献も目覚ましく、数々の番組で重要な役割を担っています。具体的には、『たかじんのそこまで言って委員会』ではアシスタントプロデューサーとして2010年9月から2012年6月頃まで携わっていました。それ以前はAPデスクとして活躍していました。また、『SUPER SURPRISE』では、2010年1月から3月頃まで水曜日のアシスタントプロデューサーを務めています。

さらに、『プロ野球オールスタースポーツフェスティバル』では、2012年と2013年にアシスタントディレクター、2014年には選手対応を担当しました。その他にも、『ベストヒット歌謡祭2012』ではアシスタントプロデューサーとして番組制作に貢献しています。

衣笠さんの活動は、テレビ番組制作のみに留まりません。TBSの番組『デジ屋台』 (2006年10月1日放送)や『オビラジR』への出演経験も有しています。これらの経験を通して培われたコミュニケーション能力や表現力は、現在の仕事にも活かされていると言えるでしょう。

衣笠築美さんの経歴は、華やかなチアリーダーとしての活動から、報道番組制作への貢献まで、多岐に渡る経験と能力の高さを示しています。慶應義塾大学で培った教養と、学生時代の様々な活動、そして読売テレビでの経験が、彼女を現在の成功へと導いたと言えるでしょう。今後の活躍にも期待が高まります。

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