袋井市立袋井中学校

袋井市立袋井中学校

袋井市立袋井中学校（ふくろいしりつ ふくろいちゅうがっこう）は、静岡県袋井市に位置する公立の中学校です。この学校は地域に根ざした教育を提供し、校訓として「自主」と「協同」を掲げています。また、地元では「ろいちゅう」や「ふくちゅう」といった略称で親しまれています。

沿革

袋井中学校の歴史は1947年4月21日に始まり、当初は周智郡久努西村の組合立として開校しました。1948年には久努西村と袋井町が合併したことにより、名称を袋井町立袋井中学校に変更。その後、1949年に久努村刮目中学校との統合を経て、袋井町久努村組合立袋井中学校と名付けられました。

1952年には再び名称が変更され、袋井町立袋井中学校となります。そして1958年に市制施行に伴い、現在の袋井市立袋井中学校に改称されました。時を経て、1962年に一部の生徒が周南中学校に転校し、その後1975年には袋井南中学校が分離独立します。

教育方針

袋井市立袋井中学校では生徒が「夢を追い続ける」ことを教育目標に掲げており、自主性と協調性を重視したカリキュラムを運営しています。校訓「自主」「協同」に基づき、全校生徒が「自慢できる袋井中」を目指して活動しており、合い言葉には「凡事徹底」が使われています。これは、日々の取り組みを大切にし、一つひとつの事にしっかりと取り組む姿勢を重視することを意味しています。

学習環境

授業は50分の構成で、月曜日と水曜日は5時間、火曜日・木曜日・金曜日は6時間行われます。金曜日には総合の時間が設けられ、多様な学びの場を提供しています。生徒には制服があり、男子は詰襟の学生服、女子はセーラー服を着用することが求められています。

学校行事

袋井市立袋井中学校では、年間を通じて様々な行事が行われます。4月には入学式と対面式が行われ、5月には1、2年生の遠足、3年生の修学旅行があります。また、9月には体育大会（彩雲祭）、11月にあやぐも祭（合唱コンクール）や芸術鑑賞が行われ、3月には卒業式と球技大会（サッカー、バスケットボール）が開催されます。

部活動

部活動は多岐にわたり、生徒は自らの興味に基づいて参加することができます。学校外での成長や協力を学べる大切な活動となっています。

交通アクセス

袋井市立袋井中学校へは、JR東海道線の袋井駅から徒歩で約800メートルの距離にあり、アクセスも良好です。

著名な出身者

この学校には女子バレーボール選手の高橋昌美さんなど、著名な出身者もいます。彼女の活躍は多くの生徒にとっての励みとなっています。

関連項目

袋井市立袋井中学校は、静岡県内の中学校の中でも特に地域に密着した教育機関として知られています。

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