海上保安庁の装備技術部は、
1984年7月1日に経理補給部と船舶技術部が統合して発足しました。この際、
警備救難部が所掌していた通信設備や
航空機に関する業務も移管され、
海上保安庁の装備に関する技術的な中核を担う組織として位置づけられました。
装備技術部は、
海上保安庁が保有する施設の新設・改廃、船舶や
航空機の建造・維持に必要な計画、管理、会計などの業務を総合的に行います。また、これらの業務に関連して、海外派遣の支援や外国の海上保安機関への技術協力も実施しています。
組織構成
装備技術部は、以下の4つの課で構成されています。
1.
管理課:装備技術部全体の総合調整、船舶・
航空機などの装備整備計画、装備品の技術的な企画・立案・調整を担当します。
2.
施設補給課:物品の検収、
国有財産の管理・処分、施設の新設・改廃の計画、物品管理を行います。
3.
船舶課:船舶の建造および維持に関する事務を担当します。
4.
航空機課:
航空機の建造・維持、航空基地の整備などを担当します。
各課は、それぞれの専門分野において、船舶、
航空機、施設の整備計画や技術的な立案・企画、装備・施設などの管理を行います。
各課の役割
管理課
装備技術部の所掌事務に関する総合調整
船舶・航空機その他装備の整備計画
装備品の技術的な企画・立案・調整
技術開発官が所属
施設補給課
物品検収
国有財産の管理及び処分
施設の新設及び改廃の計画
物品管理
支援業務企画官が所属
船舶課
船舶の建造および維持に関する事務
首席船舶工務官が所属
航空機課
航空機の建造・維持
航空基地の整備
航空機技術企画官が所属
関連情報
参考文献:
海上保安庁の公式資料
関連法令
関連項目
海上保安庁の装備品一覧
海上保安庁船艇一覧
海上保安庁の保安部、保安署等一覧
外部リンク
海上保安庁装備技術部
海上保安庁法(昭和23年法律第28号) - e-Gov法令検索
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海上保安庁組織規則(平成13年国土交通省令第4号) - e-Gov法令検索
装備技術部は、
海上保安庁の活動を技術面から支える重要な役割を担っています。それぞれの課が専門性を活かし、連携することで、効率的かつ効果的な業務遂行を実現しています。