裏六甲ドライブウェイ

裏六甲ドライブウェイ：六甲山の自然と歴史を巡る道

裏六甲ドライブウェイは、神戸市北区有野町唐櫃と灘区六甲山を繋ぐ道路です。かつては有料道路でしたが、2002年6月1日に無料化され、多くの人々がアクセスしやすいルートとなりました。

美しい自然とアジサイの景色

ドライブウェイ沿道には、6月から7月にかけて、自生のアジサイや植栽されたアジサイが咲き誇り、鮮やかな彩りを添えます。阪神間の市街地より約1ヶ月遅れて見頃を迎えるため、ゆっくりとアジサイの美しい景色を楽しむことができます。

歴史を刻む道

1928年の開通当初は砂利道だった裏六甲ドライブウェイは、1962年に舗装道路へと生まれ変わりました。そして、2002年の無料化により、より多くの人が利用できるようになりました。しかし、2013年には台風18号による土砂崩れで通行止めとなる事態に見舞われましたが、2014年には土砂の完全撤去により復旧し、通行止めが解除されました。長い歴史の中で、幾多の困難を乗り越え、現在に至っています。

交通規制と路線バス

安全確保のため、ローリング族対策として、乗用車（大型・中型貨物・普通貨物・タクシーを除く）は土日祝日の0時～5時、二輪車は土日祝日終日通行禁止となっています。

現在、裏六甲ドライブウェイを走る路線バスは、阪急バス唐櫃営業所を発着する六甲線の回送便のみとなっています。かつては有馬と山上間を結ぶ「裏六甲線」が運行されていましたが、現在は廃止されています。

接続道路と周辺情報

裏六甲ドライブウェイは、兵庫県道16号明石神戸宝塚線と接続しています。六甲山系へのアクセスや、周辺地域の観光拠点として重要な役割を担っています。

六甲山には、六甲山トンネルや六甲有料道路、表六甲ドライブウェイなど、いくつかの道路が整備されています。裏六甲ドライブウェイは、これらの道路と連携することで、六甲山全体の交通網を支えています。

まとめ

裏六甲ドライブウェイは、自然豊かな景色と歴史的な背景を持つ、魅力的なドライブコースです。無料開放されたことで、多くの人が気軽に訪れ、六甲山の自然を満喫できるようになりました。アジサイの見頃には、多くの観光客で賑わいをみせることでしょう。安全に配慮し、美しい景色を楽しみながら、歴史と自然に親しむことができる場所です。

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