西尾市立福地北部小学校

西尾市立福地北部小学校

愛知県西尾市鵜ヶ池町にある公立小学校、福地北部小学校を紹介します。この学校は、地域内外において大切な教育機関として、子どもたちの成長を支えています。

概要

福地北部小学校の校区は広範囲で、深池町（一部）、須脇町、川口町（一部）、十郎島町、細池町、鵜ヶ池町、鎌谷町、宅野島町、小焼野町などが含まれています。なお、公立中学校への進学先は、西尾市立福地中学校と西尾市立西尾中学校（小焼野町のみ）になっています。

沿革

福地北部小学校は1906年に創立され、今年で114年を迎えます。その歴史は長く、多くの出来事がありました。1957年には創立50周年を祝う記念式典が行われ、2006年には創立100周年式典も盛大に実施されました。

初期の歴史

1868年に始まる教育の歴史は、1872年6月の開校に遡ります。当初は郷学校として鵜ヶ池郷学校がスタートし、1887年に尋常小学鵜ヶ池学校へと改称されました。1889年には村が合併して井崎村が誕生し、1892年には井崎尋常小学校に再び改称されました。

幡豆郡福地村の誕生

1906年5月1日、六郷村、豊田村、井崎村および大宝村の一部が統合され、福地村が成立しました。同年9月には幡豆郡福地尋常小学校に名前を変え、校区の変更が行われ、現在の校区に近い形となりました。

時代の流れ

1941年には幡豆郡福地村北部国民学校に改称し、その後1947年に福地村立福地北部小学校に名前を戻しました。1954年には福地村が西尾市に編入され、同時に西尾市立福地北部小学校と改名されました。

1980年には新しい校舎が完成し、1981年にはプール、1993年には体育館が新設され、学校のインフラが整備されていきました。

交通アクセス

福地北部小学校へは、六万石くるりんバスの西野線が運行しており、「福北小北」バス停からすぐの場所に位置しています。また、名鉄西尾線福地駅からも徒歩約12分でアクセスできるため、通学にも便利な立地です。以前存在していた鎌谷駅からは徒歩約10分の距離に位置していましたが、駅は2006年に廃止されました。

周辺施設

学校周辺には西尾市立福地中学校や福地南部小学校、さらには西尾鵜ヶ池郵便局やJA西三河福地支店など、教育や地域生活に必要な施設が多数存在します。

出身者

多くの著名な人物がこの学校を卒業しており、その中には西尾市名誉市長の杉浦喜之助氏もいます。

福地北部小学校は、地域の歴史と伝統を受け継ぎながら、生徒たちの未来を育む重要な拠点として、今後も地域社会に貢献していくことでしょう。

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