西山史晃

西山史晃（にしやま ふみあき）について

西山史晃は、1963年11月3日生まれの日本のベーシストであり、兵庫県神戸市で生まれ、愛知県名古屋市で育ちました。彼は身長185cmの大柄な体格を持ち、音楽業界での存在感を際立たせています。

経歴

西山は中学1年生の頃にギターを始め、その後、多くのミュージシャンと親交を深めつつ、名古屋市立向陽高等学校に進学します。在学中はアバンド「セオドラ」として音楽活動を行っていました。20歳を目前にして、彼はベーシストに転向し、以降はその道を歩み始めます。大学は明治大学に進学しましたが、音楽活動に専念するために中退しました。

1985年11月、西山はバンド・ROGUEのメンバーとしてキングレコードからデビューしました。この期間に、彼は作詞・作曲を手掛けるようになり、本名の「西山文明」名義で活動を開始しました。その後、バンドはインディーズやポニーキャニオンに移籍しながら、合計7枚のアルバムを発表します。ROGUEとしての活動は、全国のホールやライブハウスを巡るツアーを通して多くのファンを獲得し、1989年には日本武道館での単独ライブも実現しました。しかし、1990年にROGUEは解散の道を選び、彼の音楽キャリアは新たな方向へと進みます。

1991年、西山は新たにバンド・KNiFeを結成し、ボーカルとベースを担当。1992年には、東芝EMIから自身のアルバム『#0001』をリリースし、その後もアルバム2枚とマキシシングル3枚を発表するなど、精力的に活動を続けました。この時期には、氷室京介や清春など、多くのアーティストとのライブやレコーディングに参加し、その名は広まりました。さらに、彼はこの頃に自身の名義を「西山史晃」に改名し、より広い音楽シーンでの活動を目指します。

2007年には、racchiという名義でテレビ朝日「警視庁捜査一課9係」の挿入曲を担当し、番組のプロデューサーである松本基弘とは高校の同級生でもあるため、彼の音楽キャリアに新たな一面をもたらしました。

使用楽器

西山が主に使用する楽器には、Fender Precision'66があります。また、Sonic USB〜original modelなども使用しています。彼の音楽スタイルは、その楽器選びに大きな影響を受けており、独自のサウンドを生み出す要因となっています。

現在の活動

西山は、ソロアーティストとしても活躍し、ボーカルとベースを担当する一方で、racchi名義でも活動しています。さらに、フラワーマンbandやKISSAMAでもベースやコーラスを務め、多数のライブサポートを行っています。これには、ENDSや氷室京介、riceといったアーティストの活動も含まれ、彼の音楽の幅広さを示しています。

結論

西山史晃は、日本の音楽シーンにおいて、ベーシストとしてだけでなく、多岐にわたる音楽活動を続けていることが伺えます。彼のキャリアは、彼自身の才能と情熱を証明しており、今後も新たな音楽の可能性を探求していくことでしょう。

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