西川将人

西川将人：元パイロットから衆議院議員へ

西川将人（にしかわ まさひと）氏は、1968年11月7日生まれ。北海道旭川市出身の政治家であり、現在は立憲民主党に所属し、衆議院議員として活動しています。旭川市長を4期務めた実績を持ち、その前は日本航空のパイロットという異色の経歴の持ち主です。

航空業界から政界へ

西川氏は北海道大学工学部を卒業後、日本航空に入社。アメリカでの訓練を経て、主に欧州路線に乗務しました。しかし、1999年に自由党の候補者公募に合格したことを機に、日本航空を退社し政界へと転身します。

政治家としての道のり

2000年の衆議院議員選挙、2001年の参議院議員選挙に自由党公認で立候補するも、いずれも落選。自由党解散後は民主党に入党し、2004年の参議院議員選挙にも挑戦しましたが、議席を獲得することはできませんでした。

旭川市長として

2006年、民主党を離党し旭川市長選挙に出馬。新人5人が立候補する混戦の中、初当選を果たしました。旭川市長としては28年ぶりの非自民系の市長誕生となり、当時38歳という若さも注目されました。

旭川市長在任中は、旭川空港の国際線ターミナル建設に尽力。自らが元パイロットであることもあり、空港運営に強い思い入れがあったとされています。2010年、2014年、2018年と3度の選挙で再選を果たし、4期16年にわたり旭川市政を担いました。2021年には、旭川大学の公立大学化を実現しています。

2020年には、新型コロナウイルス感染症対策の財源確保のため、自身の期末手当を削減する決断をしています。

国政への挑戦、そして衆議院議員へ

2021年、旭川市長を辞職し、衆議院議員選挙に立憲民主党公認で北海道6区から出馬することを表明。しかし、選挙では落選し、比例復活もかないませんでした。

2024年10月27日の衆議院議員選挙において、選挙区では落選するも比例復活を果たし、悲願の衆議院議員となりました。現在は、農林水産委員会、沖縄及び北方問題に関する特別委員会に所属し、国政の舞台で活動しています。

政治姿勢と所属グループ

西川氏は、小沢一郎氏が主催する政治塾の出身であり、現在も立憲民主党内の小沢グループ（一清会）に所属しています。

これからの活動に期待

航空業界から政界へ、そして地方自治から国政へ。異色の経歴を持つ西川将人氏の今後の活躍に注目が集まります。

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