西川端町 (名古屋市)

西川端町（にしかわばたちょう）

西川端町は、かつて愛知県名古屋市中区に存在した町名です。この町は、1910年（明治43年）に完成した新堀川の西岸に位置していたことが、その名前の由来となっています。

歴史

町名の由来

西川端町という名前は、その地理的な特徴を直接的に表しています。新堀川の西岸に沿って位置していたことが、この町名が付けられた理由です。

沿革

西川端町の歴史は、1911年（明治44年）11月1日に始まります。この日、中区の前津小林町と東古渡町の一部が統合され、西川端町が誕生しました。しかし、その後の都市計画や区画整理によって、西川端町は何度かその姿を変えることになります。

1969年（昭和44年）10月21日には、町の一部が千代田一丁目から四丁目、栄五丁目、大須四丁目へと分割され、さらに一部が栄三丁目に編入されました。これにより、西川端町の範囲は縮小しました。

1974年（昭和49年）5月11日にも、同様の変更が行われました。この日、町の一部が上前津二丁目、富士見町、平和二丁目となり、残りの一部が大井町に編入されました。これらの変更により、西川端町の面積はさらに小さくなりました。

そして、1979年（昭和54年）6月3日、西川端町はその歴史に幕を閉じました。この日、残っていた地域は金山五丁目となり、西川端町という名前は地図上から姿を消しました。

参考文献

• - 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。

関連項目

• - 名古屋市の地名

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