西新井大師西駅

西新井大師西駅について

東京都足立区江北六丁目に位置する西新井大師西駅（にしあらいだいしにしえき）は、東京都交通局が運営する日暮里・舎人ライナーの駅です。駅番号はNT 09で、隣接する谷在家駅とともに足立区最西部に配置されています。駅名が示す通り、西新井大師の西側に位置していますが、実際のアクセスには約20分を要し、道なりの距離は約1キロメートルとなっています。なお、西新井大師へは東武大師線の大師前駅を利用した方が近いのが特徴です。

駅の歴史

この駅は2008年3月30日に開業しました。当初は、駅名は「上沼田東公園」になる予定でしたが、足立区による駅名公募の結果、957票を集めた「西新井大師西」が選ばれました。これにより、約120票の差をつけて第1位となり、正式な駅名へと採用されました。足立区では西新井大師の魅力、四季折々の花々やイベントによる集客力が重要であることから、この名前が推薦されたのです。さらに、他にも候補がありましたが、「新西新井」が第3位でした。

駅の構造

西新井大師西駅は、高架駅として設計されており、島式ホームを持つ1面2線の構造になっています。このため、乗降がスムーズに行えるようになっています。

利用状況

2023年度のデータによると、この駅の1日平均乗降者数は11,848人で、そのうち5,943人が乗車し、5,905人が降車しています。日暮里・舎人ライナーの13駅の中では第5位の利用者数を誇ります。開業以来、駅の利用状況には変動があり、年々の推移が記録されています。

駅周辺の施設

西新井大師西駅周辺には多くの施設と団地があります。江北六丁目団地や足立江北郵便局、さらに足立区立鹿浜五色桜小学校および西新井中学校も位置しています。また、近くには宝物のような上沼田東公園や足立富士見公園があり、地域の住民にとって大切な憩いの場となっています。そのほかにも、土屋鞄製造所本店やスギ薬局、かっぱ寿司など様々な商業施設が見られ、ワンストップでの買い物体験が可能です。

バス路線

駅はまた、幾つかのバス路線が運行されているため、公共交通の便も充実しています。例えば、環七北通りに向かう国際興業バスや赤23系統のバスが利用可能で、利便性を高めています。これにより、駅を中心に多方面への交通アクセスが図られています。

隣接する駅

西新井大師西駅の隣には江北駅（NT 08）と谷在家駅（NT 10）が位置し、利便性が向上しています。これらの駅が近接することで、通勤や観光に訪れる方々にとって、より快適な移動が実現されています。

まとめ

このように、西新井大師西駅は東京都交通局の重要な駅として、多くの利用者に親しまれています。周辺環境の整備や便の良いバス諸路線が相まって、今後も利用者にとって不可欠な交通ハブとなることでしょう。

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