西條義将

西條 義将のプロフィール

西條義将（にしじょう よしまさ）は、1974年7月8日生まれで、日本の俳優として知られています。彼は特に劇団モダンスイマーズの座長および主宰を務め、多くの舞台作品に関わる一方で、映画やテレビドラマにも出演しています。その実績から、業界内での評価も高い俳優です。

来歴

長野県の出身であり、西條は飯山北高等学校を卒業しました。学生時代は野球に情熱を注ぎ、甲子園出場を目指して努力していましたが、プロ入りの夢は実現しませんでした。卒業後の進路を迷っていた際、テレビドラマを視聴する中で役者の道に魅力を感じ、1994年に舞台芸術学院の演劇科に入学します。そこでの同期には蓬莱竜太や古山憲太郎、津村知与支がいます。卒業後の1999年には、友人の蓬莱と共に劇団モダンスイマーズを立ち上げ、以来、主宰として数々の作品を発表してきました。

人物

西條は舞台活動だけでなく、趣味として野菜栽培にも取り組んでいます。自ら畑を所有し、彼のブログ「シュサイはヤサイ」では、栽培過程を詳細に記録しています。作物を育てる楽しみを通じて、ファンとの交流を深める姿勢も、多くの人々に愛されています。

舞台出演歴

西條の舞台活動は非常に多岐にわたります。1999年に行われた劇団モダンスイマーズの第1回旗揚げ公演「モダンスイマー」から始まり、01年の「つくば寺セブンローズ」、02年の「デンキ島」、04年の「五十嵐伝」など、数多くの作品に出演しています。特に「デンキ島」は、松田リカ編として再演もされるなど、高い人気を誇ります。その他にも、「楽園」「夜光ホテル」「血縁」など、その作品数は数十を超えます。

外部公演

劇団外での公演も多数経験しており、1998年には東京バレエ団のザ・カブキに出演。寺山修司作の「書を捨てよ、町へ出よう」など、様々な作品に関わってきました。彼の演技が光る場面が数多く評価されており、観客からも支持を集めています。

テレビドラマ

テレビ業界でも活躍しており、「劇団演技者。」シリーズや「ケータイ刑事 銭形雷」、さらには主演を務めたネットドラマBBTVなど、さまざまな形式のドラマに多数出演。特に事件ものやヒューマンドラマでの演技は観客に強い印象を与えています。

映画

映画界にも足を踏み入れており、2012年の「アウトレイジ ビヨンド」ではその存在感を示しました。舞台、テレビ、映画と多彩な活躍を続ける西條義将は、今後もさらに多くのファンを魅了することでしょう。彼の演技と情熱は、これからも多くの舞台やスクリーンで見ることができるに違いありません。

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