西菱電機

西菱電機株式会社

西菱電機株式会社は、兵庫県伊丹市に本社を構える、情報通信システム事業と情報通信端末事業を主要な事業とする企業です。三菱電機グループに属し、その一員として幅広い分野で活躍しています。

主な事業内容

西菱電機は、無線通信システム、セキュリティ・映像システム、公共システムなど、多岐にわたる分野で製品とソリューションを提供しています。

無線システム: 防災行政無線システム、消防無線システム、タクシー配車システムなど、社会インフラを支える重要なシステムを提供しています。
セキュリティ・映像システム: 監視カメラシステム、デジタルサイネージなど、安全・安心な社会の実現に貢献するシステムを提供しています。
公共システム: 津波情報配信システム、河川緊急警報システム、水門・樋門制御システム、パーキングエリア駐車場誘導システム、クラウド型テレメータシステムなど、公共インフラを支えるシステムを提供しています。

これらのシステムは、社会生活の基盤を支える重要な役割を担っており、西菱電機の技術力が広く活用されています。

事業所

西菱電機は、以下の場所に事業所を展開しています。

本社: 兵庫県伊丹市藤ノ木
大阪支社: 大阪市北区堂島浜
東京支社: 東京都港区芝大門
神奈川営業所: 横浜市西区南幸
猪名寺事業所: 兵庫県尼崎市猪名寺
東日本端末修理センター: 東京都江東区東雲

これらの事業所を拠点に、全国各地で事業を展開しています。

沿革

西菱電機の歴史は、1966年に大阪市で設立されたことから始まります。以下に主な沿革をまとめます。

1966年12月: 大阪市淀川区にて西菱電機株式会社を設立。
1968年2月: 三菱電機株式会社電子機器サービスデポに指定。
1969年9月: 本社を大阪府豊中市に移転。
1973年8月: 三菱電機株式会社電子機器特約店となる。
1976年1月: 西菱電機販売株式会社を設立し、営業部門を独立。
1979年4月: 神戸営業所（現 ネットワークシステム部）を開設。
1981年11月: 本社を兵庫県伊丹市天津（現・藤ノ木）に移転。
1986年11月: 資本金を4,176万円に増資。
1987年4月: メディア事業所（現 メディア部）を開設。
1992年6月: テレコム事業所を開設。
1992年11月: 本社を兵庫県伊丹市中央に移転。
1994年4月: 株式会社ダイヤモンドテレコム携帯電話代理店となる。
1994年12月: 東京事業所（現 東京支社）を開設。
1995年9月: 西菱電機販売株式会社の営業権を譲受け、三菱電機株式会社代理店となる。
1997年11月: 本社を大阪府吹田市に移転。
1999年3月: コムテックサービス株式会社を株式取得により100％子会社化。資本金を2億4,127万円に増資。
2001年3月: テレコム事業所ISO9002認証を取得。
2001年11月: 猪名寺事業所を開設。
2002年2月: 大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。資本金を5億2,301万円に増資。
2002年4月: 大阪支社を開設。
2002年9月: 本社を兵庫県伊丹市藤ノ木に移転。
2003年4月: 移動端末エンジニアリング事業部（現 テレコム事業部）ISO9001:2000認証を取得。
2004年7月: 大阪支社ISO9001:2000認証を取得。
2004年11月: PCデポ箕面店開設
2005年12月: 情報通信システム事業部ISO9001:2000認証を取得。
2006年1月: 東京支社ISO9001:2000認証を取得。
2006年10月: ＰＣデポ西京店開設
2008年1月: ISO14001:2004認証を取得。
2010年4月: 株式会社スズキエンジニアリング（現 西菱電機フィールディング株式会社）を株式取得により100％子会社化。
2010年11月: 情報通信ソリューション事業部ISO/IEC27001:2005認証を取得。
2013年4月: コーナン電子株式会社（現 西菱電機エンジニアリング株式会社）を設立。
2013年7月: 大阪証券取引所と東京証券取引所の現物株市場統合に伴い、東京証券取引所第二部に上場。鳥取ケーイーシー株式会社（現 鳥取西菱電機株式会社）を株式取得により100％子会社化。
2023年4月: 表示灯株式会社に発券機システム事業を譲渡。


西菱電機は、設立以来、技術革新と社会の変化に対応しながら成長を続けてきました。今後も、情報通信技術の発展に貢献し、社会の安全・安心を支える企業として、さらなる成長を目指していくでしょう。

外部リンク

* 西菱電機 公式サイト

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