西鉄中島駅について
西鉄中島駅(にしてつなかしまえき)は、福岡県
柳川市大和町中島にある、
西日本鉄道の天神大牟田線に属する駅です。駅番号はT42で、地域の交通の要所として利用されています。
駅の歴史
中島駅は
1938年10月1日に開業し、初めての駅名は中島駅でした。翌年の
1939年には九鉄中島駅への改称がありましたが、
1942年には今日の西鉄中島駅へと再び改称されました。駅舎は
1990年に改築され、より快適な利用環境が整えられました。
2008年からはICカードnimocaが導入され、便利な乗車が可能となりました。
2014年には駅窓口の営業時間が見直される一方、
2017年には
駅ナンバリングが開始され、2021年には駅が終日無人化されました。
駅の構造
高架式のこの駅にはエスカレーターやエレベーターは設置されていません。周囲には住宅が多いため、駅は単式ホーム1面1線というシンプルな構造を持っており、行き違い設備が設置できなかったため近くに
中島信号場が設けられています。
列車が近づく際は自動放送による案内が行われており、利用者にとって便利です。また、ホームの
有効長は4両分ありますが、自動券売機は
2014年に撤去されてしまいました。
利用状況
2022年度のデータによると、西鉄中島駅の1日の平均乗降客数は約782人となっています。地域住民を中心に利用されており、その利便性が評価されています。
駅周辺の環境
駅は
柳川市の南端部、
矢部川のすぐそばに位置しています。駅の南側には
矢部川橋梁があり、駅前には福岡県道83号大和城島線が通っています。北側には天神大牟田線が走っており、交通の便が非常に良いです。
現在、天神大牟田線の中で単線が多く残されている区間もありますが、当駅周辺の複線化はまだ実現されていません。
近隣の施設
周辺には以下のような施設があります:
隣接駅
西鉄中島駅の隣には
塩塚駅(T41)があります。普通列車が停車し、特急や急行は通過する形式になります。駅の利用頻度は安定しており、地域交通の一環として欠かせない存在となっています。
このように、西鉄中島駅は地域に根付いた重要な交通拠点として、これからも多くの人々に利用され続けるでしょう。