西面駅

西面駅：釜山の中心駅

西面駅は、韓国の釜山広域市釜山鎮区に位置する、釜山交通公社の1号線と2号線が乗り入れる主要駅です。釜山の中心地である西面エリアにあり、多くの乗客で賑わっています。1号線と2号線の接続駅という利便性から、釜山における重要な交通拠点となっています。

駅の歴史

西面駅は、1985年7月19日に1号線の開通と同時に開業しました。その後、1999年6月30日には2号線が開通し、当駅が2号線の起点駅となりました。さらに、2001年8月8日には2号線が延伸され、西面駅は途中駅となりました。このように、釜山の都市発展と共に歴史を刻んできた駅と言えます。

駅の構造

西面駅は地下駅で、地下1階が改札階、地下2階が1号線ホーム、地下3階が2号線ホームとなっています。1号線は相対式ホーム2面2線、2号線は島式ホーム1面2線で、両ホームには乗客の安全を守るスクリーンタイプのホームドアが設置されています。1号線の改札は上下ホームで分かれており、改札内でホーム間を移動する際には2号線ホームを経由する必要があります。駅構内には2ヶ所の化粧室があり、利用者の利便性を高めています。

出入口は1番から13番、そして15番までの合計14ヶ所あり、さらにロッテホテル、ロッテ百貨店、西面地下商街、大賢地下商街など、周辺の商業施設とも直結しています。このため、駅周辺の商業施設とのアクセスが非常に良好で、買い物や食事などにも便利です。

駅の利用状況

西面駅は、釜山で最も利用客数の多い駅の一つです。近年、一日平均の乗車人員は増加傾向にあり、その数は非常に多く、釜山市民の生活に欠かせない交通手段となっています。詳細な数値は公開データ等で確認できます。

駅周辺

西面駅周辺は、商業施設、公共機関、金融機関などが集中する活気のあるエリアです。韓国電力公社釜山支社、釜山鎮警察署、釜山鎮消防署釜田119安全センターなどの公共機関に加え、様々な銀行支店や郵便局も設置されています。さらに、田浦鉄物商店街や西面市場などの商店街もあり、地元の人々や観光客で賑わっています。

ホテルとしては、ロッテホテル釜山があり、ビジネス客や観光客に利用されています。ロッテ百貨店釜山本店、ロッテシネマ釜山本店といった商業施設も駅に直結しており、ショッピングや映画鑑賞なども楽しめます。その他にも、東横INN釜山西面、CGV大韓など宿泊施設やエンターテイメント施設も充実しています。西面美術館も近くにあります。

隣の駅

1号線: ポムネゴル駅 - 西面駅 - 釜田駅
2号線: 田浦駅 - 西面駅 - 釜岩駅

西面駅は、釜山の中心駅として、交通の要衝であり、商業の中心地でもあります。駅周辺には多くの施設が集積し、生活の利便性も高く、釜山を訪れる際には必ず訪れたい場所の一つです。

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