西鴨江町

西鴨江町（にしかもえちょう）について

静岡県浜松市中央区にある西鴨江町は、丁番を持たない独自の町名です。この地域は、住居表示の施行が行われていないため、町名として独立した存在となっています。

地理

西鴨江町は、浜松市中央区の中西部に位置しており、周辺にはいくつかの町が接しています。東側は入野町、西側には志都呂町と志都呂一丁目、西都台町、南側には篠原町、北側は大久保町および神ケ谷町と隣接しています。地域の地形や位置は、周辺の交通の便にも影響を与えており、都市の中心からのアクセスが良好です。

河川

この町を流れる河川には、新川、東神田川、境川があります。これらの川は、地域の水資源や生態系を形成する重要な要素となっています。

学区

西鴨江町に所在する子どもたちの学区は、浜松市立西都台小学校および浜松市立入野中学校です。これにより、地域の教育環境が整備されており、地元の子どもたちが学業を通して地域との結びつきを深めることができます。

歴史

町名の由来については、1876年（明治9年）に敷知郡西鴨江村が片草村を編入したことに遡ります。1889年には町村制の施行により西鴨江村が入野村と合併し、その後もいくつかの歴史的な変遷を経ながら発展を遂げてきました。1957年には入野村が浜松市に編入され、地名も大字西鴨江から西鴨江町へと変更されました。

近年の変遷

1998年には周辺地域との統合により新たに大平台四丁目が設置されるなど、地域の再編が進められました。2007年には浜松市が政令指定都市に移行し、西鴨江町は西区の一部となります。さらに2013年には志都呂町や西鴨江町の一部が新設され、2024年の行政区再編では、再び中央区の一部として位置付けられる予定です。

施設

町内には浜松市立西都台小学校があり、地域の教育施設として重要な役割を果たしています。また、曹洞宗の圓通山西見寺も地域の宗教施設として地域住民に親しまれています。

交通

交通面では、静岡県道62号浜松雄踏線（雄踏バイパス）や浜松市道西伊場志都呂1号線（雄踏街道）が通じています。また、周辺の警察や消防の管轄区域も整備されているため、安心して生活できる環境が形成されています。

まとめ

西鴨江町は、静岡県浜松市の中央区に位置する歴史ある町名です。地域に根ざした教育環境や交通の便が整い、住民が安心して生活できる空間としての役割を果たしています。

もう一度検索