角田龍平

角田龍平：異色の経歴を持つ弁護士・タレント

角田龍平（すみだ りゅうへい）は、1976年12月16日生まれ、京都府宇治市出身の弁護士、俳優、タレントです。かつては漫才師としても活動していました。京都弁護士会に所属し、弁護士としての活動の傍ら、吉本興業に所属し文化人としても活動しています。

経歴

角田氏は、幼少期に包茎手術を受けたというエピソードを持っています。高校時代には、後に京都大学iPS細胞研究所の特定助教となる土井大輔氏と漫才コンビを結成。

関西テレビの番組『紳助の人間マンダラ』の企画「オール巨人の漫才道場」に出場し、相方と出会いコンビ「おおかみ少年」を結成。結成からわずか4ヶ月後には、今宮子供えびすマンザイ新人コンクールで福笑い大賞を受賞しました。

高校卒業後、立命館大学法学部に進学。同時にオール巨人の付き人となります。しかし、NHK大阪放送局の番組収録中に「弁護士」という新たな目標を見出し、芸人を廃業し、弁護士を目指すこととなりました。

司法試験には苦戦し、10年間の猛勉強の末、2006年に9回目の受験で合格。2008年に弁護士登録し、橋下徹氏が代表を務める法律事務所に入所しました。2011年には自身の法律事務所を開設し独立。

2009年からは『角田龍平のオールナイトニッポンR』のパーソナリティーを務め、ラジオパーソナリティとしても活躍。2017年からは『角田龍平の蛤御門のヘン』（KBS京都ラジオ）がスタートし、人気を博しています。2022年には、『ラジオと憲法』（三才ブックス）を上梓しました。

人物像

角田氏は、大のプロレスファンであり、30年以上のファン歴を持ちます。ラジオ番組にプロレスラーの棚橋弘至が登場した際には、プロレス談義で盛り上がりました。棚橋とは立命館大学法学部時代の同級生であり、親交が深いことで知られています。

芸人との親交も深く、バッファロー吾郎Aや兵動大樹・ティーアップ長谷川宏らとトークライブを開催しています。

2010年に結婚し、義父は東映映画監督の土橋亨氏です。

弁論主義に関するエピソード

司法修習生時代に、貸金返還請求訴訟の法廷を見学した際のエピソードがあります。角田氏は、原告と被告の主張が実際とは逆ではないかと指摘したところ、担当教官から激しく叱責されます。しかし、尋問が進むにつれて角田氏の指摘どおりの展開となり、最終的には教官から感心されたというエピソードは、彼の洞察力の高さを物語っています。

メディア出演

角田氏は、数多くのテレビ・ラジオ番組に出演しています。

サンデージャポン（TBSテレビ）
かんさい情報ネットten.（読売テレビ）
情報ライブ ミヤネ屋（読売テレビ）
角田龍平のオールナイトニッポンR（ニッポン放送）
* 角田龍平の蛤御門のヘン（KBS京都）

など

関連人物

角田氏の人生に影響を与えた人物として、漫才時代の師匠であるオール巨人、ラジオパーソナリティとしての目標であった北野誠などが挙げられます。

まとめ

角田龍平氏は、弁護士、タレント、ラジオパーソナリティなど、多岐にわたる分野で活躍する人物です。その異色の経歴と、鋭い視点、ユーモアあふれる語り口で、多くの人々を魅了しています。

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