角谷萌々果

角谷萌々果：日本の女子レスリングのスター

プロフィール

角谷萌々果（かどや ももか）は、1995年6月5日に三重県鳥羽市で生まれた元女子レスリング選手です。彼女は53kg級および55kg級で活躍し、身長は161cmです。レスリングというスポーツの世界に早くから身を投じ、多くの成果を残しました。

レスリングのキャリアの始まり

萌々果は鳥羽ジュニアレスリングクラブでレスリングを始めました。競技を始めてからは、その才能をいかんなく発揮し、小学校3年生で全国少年少女レスリング選手権大会で4連覇を果たします。この成功が、彼女のレスリング人生の出発点となりました。

中学校では、鳥羽市立鳥羽東中学校に通い、3年生の時に全国中学生選手権で52kg級に出場し、見事3位を獲得。この活躍が、さらなる挑戦へとつながることとなります。

高校時代から大学時代へ

その後、至学館高校に入学し、1年と2年時にはジュニアクイーンズカップカデット部門でいずれも3位に入賞。高校卒業後は至学館大学に進学し、本格的に競技に打ち込むことになります。

大学2年時にはジュニアクイーンズカップジュニアおよびJOC杯ジュニア部門で51kg級にて優勝し、その後の世界ジュニア選手権では5位入賞が記録されました。3年生の際には全日本選抜選手権、全日本選手権で2位になりながら、全日本学生選手権での優勝やゴールデングランプリで53kg級優勝を達成。

プロとしての活躍

大学4年生の時には、全日本学生選手権での連覇を果たすとともに、ワールドカップでも優勝する快挙を達成しました。2018年にはアイシン・エィ・ダブリュに入社し、プロ選手として新たな一歩を踏み出します。ワールドカップや世界大学選手権でも輝かしい成績を収め、U-23世界選手権では決勝戦でロシアの選手を相手に逆転勝ちを収めるなど、その実力を証明しました。

引退とその後

角谷萌々果は、2021年3月31日にアイシンを通じて現役引退を発表しました。キャリアを通じて数多くのタイトルを獲得し、女子レスリング界において重要な存在として記憶されることでしょう。

主な戦績

1. 2004年 - 2007年：全国少年少女レスリング選手権大会 4連覇
2. 2010年：全国中学生選手権 3位（52kg級）
3. 2011年：ジュニアクイーンズカップ カデット課程 3位（49kg級）
4. 2012年：ジュニアクイーンズカップ カデット課程 3位（52kg級）
5. 2015年：ジュニアクイーンズカップ ジュニア部門 優勝（51kg級）
6. 2015年：JOC杯ジュニア部門 優勝（51kg級）
7. 2015年：世界ジュニア 5位（51kg級）
8. 2016年：全日本選抜選手権 2位
9. 2016年：全日本学生選手権 優勝
10. 2016年：ゴールデングランプリ 優勝（53kg級）
11. 2016年：全日本選手権 2位
12. 2017年：全日本選抜選手権 3位
13. 2017年：全日本学生選手権 優勝
14. 2017年：ワールドカップ 優勝
15. 2018年：世界大学選手権 2位
16. 2018年：U-23世界選手権 優勝（53kg級）

彼女の素晴らしい舞台での活躍は、後世のレスリング選手たちに多くの刺激を提供し続けています。

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