詰田川

詰田川（つめたがわ）

香川県高松市を流れる詰田川は、二級河川であり、詰田川水系の本流を担っています。

概要

詰田川は、高松市元山町付近に源を発し、高松低地の中心部を北へと流れ、朝日町で瀬戸内海へと注ぎます。主な支流としては、木太町で合流する宮川や、河口付近で合流する御坊川があります。河川の指定延長は4.67km、流域面積は31.6km²、支流を含めた総延長は約20kmです。

詰田川の流域は、多くの工場が立地しており、高度経済成長期には住宅地化が急速に進みました。それに伴い、排水量の増加によって河川の汚染が深刻化しました。河口部には、かつて塩田として利用されていた場所がありましたが、現在は工場用地やゴルフ場として利用されています。また、香川県道155号牟礼中新線と国道11号の間には、市内最大のラブホテル街が形成されています。

香川県の河川に共通する特徴として、普段は水量が少ないものの、降雨時には急激に水量が増加します。特に下流部は天井川となっており、沿岸部は低湿地であるため、豪雨時には浸水被害が発生しやすい状況です。

主な支流

御坊川（二次支流以下は御坊川#主な支流を参照）
宮川

主な橋梁

下川天神橋 - 香川県道272号高松志度線（木太町）
木太大橋 - 香川県道10号高松長尾大内線旧道（木太町）
詰田川橋 - 香川県道155号牟礼中新線（木太町）
新詰田川橋 - 国道11号高松北バイパス（木太町）
詰田川下橋 - 市道高松海岸2号線（朝日町・木太町）

参考文献

香川県の二級水系一覧

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