諫早市立高来西小学校

諫早市立高来西小学校の概要

諫早市立高来西小学校は、長崎県諫早市高来町峰にある公立の小学校です。1959年に小江小学校と深海小学校が統合されて設立され、2014年には創立55周年を迎えました。地域に根ざした教育を続け、子どもたちの成長を見守る学校として知られています。

校章と校歌

この学校の校章は、高来町の木であるモミの葉をそのままデザインに取り入れ、中央には「西」という文字が配置されています。校歌は、西川武治が作詞し、深町一朗が作曲したもので、歌詞には3番まであり、最後の部分には学校名に由来する「高来」という言葉も含まれています。

校区と中学校の連携

学区は、長崎県諫早市高来町の下与、上与、峰、平田、折山、西平原、西尾、小船津などの地域が含まれています。この校区内の中学生は、諫早市立高来中学校に通います。

学校の歴史

高来町立高来西小学校は、開校前の1873年から続く小江小学校と深海小学校を母体としています。小江小学校は、創立後数歳言うことで徐々に成長し、深海小学校も同様の流れを辿っています。両校は1875年にそれぞれの設置を認可され、通学を始めました。

特に小江小学校は、足りない校舎を再建したり、新たに高等科を併設したりと、教育の質を高め続けました。また、地域の伝統教育を守る意義も強く持っていました。深海小学校も同様に、農業補習学校を併設し、地域のニーズに応えてきました。

1956年に高来町が発足し、両校が合併したことで、高来町立小江小学校として新たに生まれ変わります。しかし、1961年に新たな統合校舎が完成するまでは、旧校舎が利用されていました。

学校の発展

統合後も、校舎や施設は不断に更新されてきました。体育館やプールも整備され、特殊学級も設置されるなど、その時々の学校環境に適応した形で発展しています。また、1990年代からはパソコンの設置が進められ、情報教育にも力を入れています。

完全部活動の給食が始まったのは1983年で、これも地域の教育充実に寄与した一環です。2005年に市町村合併により、現在の「諫早市立高来西小学校」という名称に変更され、さらに2009年には移転を完了し、より充実した学習環境を整えました。

アクセス

高来西小学校へのアクセスは、JR九州の長崎本線「小江駅」が最寄りの鉄道駅であり、バスでは長崎県交通局の「小江駅前」バス停が近くにあります。国道207号沿いの立地は、地域交通の要所としても重要です。

教員と保護者、地域住民が連携し、子どもたちの成長を見守り続ける高来西小学校。地域の期待に応えながら、未来を担う子どもたちの教育に力を注いでいます。

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