谷五郎

谷 五郎

人物概要

1953年5月13日生まれ、日本の多才なパフォーマー。歌手、タレント、そしてラジオパーソナリティとして活動しており、兵庫県高砂市で誕生し、加古川市で育ち、現在も同市に在住しています。個人事務所「五郎企画」に所属。別名として「谷ゴロー」も使用しています。

来歴と活動

兵庫県立加古川東高等学校を卒業後、神戸大学農学部に進学。大学時代はブルーグラス音楽のサークルに所属し、音楽への関心を深めました。

大学卒業後の1976年4月、父親の紹介により、高砂市農協（現在のJA兵庫南）に就職。ここでは広報担当として、農業新聞の編集や有線放送への出演などを手掛けました。農協職員として約15年間勤務する傍ら、音楽活動も並行して行います。

1976年11月6日には、自身のブルーグラスバンド「谷ゴローとゴローショー」を結成。「ブルーグラスとお笑いの一体化」を目指し、独自のスタイルを確立しました。さらに、1983年11月には月刊ブルーグラス・ジャーナル「ムーンシャイナー」の初代編集長を務めるなど、ブルーグラス界においても積極的に活動しました。

1985年に結婚。夫人のことは「イメルダ」と呼んでいます。結婚当初は実家で両親と同居していましたが、程なく別居しています。

転機が訪れたのは1991年。同年3月31日に農協を退職し、翌日の4月1日にはラジオパーソナリティとして新たなキャリアをスタートさせました。これは、彼のライブパフォーマンスを見た当時のラジオ関西ディレクター、丸山茂樹氏に才能を見出され、「一緒に面白い番組を作ろう」と誘われたことがきっかけでした。

パーソナリティとしては、長年にわたり数々の番組を担当。ラジオ関西では「ま～るい地球と…谷五郎モーニング」、「GORO探検隊」、「谷五郎のOH!ハッピーモーニング」、「ラジ関アフタヌーン谷五郎です」、「谷五郎のこころにきくラジオ」など、帯番組からワイド番組まで幅広く出演しました。また、山陽放送の「谷五郎の旅は続くよ」や、FMみっきぃの「谷五郎のOH!Myブルーグラス」など、関西地方を中心に活動を展開しています。

テレビにも出演経験があり、ABCテレビの深夜番組「ナイトinナイト - おっちゃんVSギャル」には1986年から2000年まで長期間レギュラー出演し、知名度を高めました。阪神・淡路大震災後には、サンテレビの復興番組「神戸通信 がんばっとうで！」でレポーターを務めたり、eo光テレビの「eo光スペシャル、わが街旬だより」に出演するなど、地域に根差した活動も行っています。

趣味・嗜好・エピソード

趣味は麻雀とプロレス観戦。プロレスとの出会いは中学3年生の時、週刊ゴングの創刊号でジャイアント馬場を知ったこと。大学でビル・モンローを知り、音楽の興味がブルーグラスへと移ったと語っています。好物は地元加古川市の名物である「かつめし」。ヤクルトスワローズの熱心なファンでもあります。

家族は既婚で、2男1女の父。一人っ子です。ペットとしてパグ（2代目）を飼っており、名前はBです。

作品

書籍

『谷五郎の笑タイム』(紫翠会出版)

CDアルバム

『笑って下さい40分vol.5 ひ・み・つ』(1998年6月、ピックワン) - 谷五郎&東京ゴローショー名義
『25周年記念アルバム　好きなんだけど…ブルーグラス』(2002年、ピックワン・五郎企画)

現在の主な出演番組

『谷五郎の笑って暮らそう』(ラジオ関西)
『谷五郎のこんにちわ ふぁ～みん』(ラジオ関西)
『谷五郎のはりまーるラジオ』(FMみっきぃ・BAN-BANラジオ)

過去の主な出演番組

ラジオ

『ま～るい地球と…谷五郎モーニング』(ラジオ関西)
『GORO探検隊』(ラジオ関西) - アシスタント: 藤原正美
『谷五郎のOH!ハッピーモーニング』(ラジオ関西)
『ラジ関アフタヌーン谷五郎です』(ラジオ関西)
『谷五郎の旅は続くよ』(山陽放送)
『谷五郎のOH!Myブルーグラス』(FMみっきぃ)
『谷五郎のこころにきくラジオ』(ラジオ関西)

テレビ

『ナイトinナイト（おっちゃんVSギャル）』(ABCテレビ)
『阪神大震災復興番組「神戸通信 がんばっとうで！」』(サンテレビ)
『eo光スペシャル、わが街旬だより』(eo光テレビ)

関連人物・事柄

露の團六氏は神戸大学の後輩にあたります。彼の活動はブルーグラス音楽、東京ゴロー・ショー、大阪ゴロー・ショーといったキーワードとも関連が深いです。

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