谷口寿宣

谷口 寿宣（たにぐち としのり）

谷口寿宣は、1976年9月26日生まれで、熊本朝日放送（KAB）に所属するアナウンサーです。福岡県福岡市東区で生まれ育った彼は、西南学院高等学校を経て西南学院大学を卒業しました。1999年にKABに入社した後、初めは営業部に配属されたものの、その後の異動でアナウンサー職に転身しました。

アナウンサーとしてのキャリアが始まったのは、2006年のことです。彼は、異色の経歴を持つアナウンサーで、わずか2年で本格的な実況中継デビューを果たしました。特に印象深いのは、2007年の夏に行われた第89回全国高等学校野球選手権熊本大会決勝戦である八代東対九州学院の試合で、彼がスポーツ中継を担当したことです。この一戦での彼の実況は、多くの人々に感動を与え、その功績が評価され、第6回ANNアナウンサー賞高校野球実況部門奨励賞を受賞しました。

谷口はアナウンサーとしての成長を続け、2017年3月にKABのアナウンサーを卒業しましたが、2019年4月に復帰しました。彼の活動は、視聴者に信頼される存在として多くの支持を受け続けています。

彼が過去に担当した主な番組には、2007年4月7日から2009年3月28日まで放送されていた「駅前TVサタブラ」があります。この番組ではMCを務め、親しみやすいキャラクターで視聴者から愛されました。また、「KABニューストレイン」では木曜と金曜をメインキャスターとして担当し、地域のニュースを届ける役割を果たしました。

さらに、「ニュース&情報ライブ くまパワ」では、月曜から金曜の16:50から18:55まで放送される時間帯に、正確なニュースを訴求するキャスターとしても活躍しました。特に、同番組のニュース担当キャスターである土屋孝博アナウンサーが不在の際には、彼がその役割を果たしており、頼りにされる存在であることを証明しています。また、スポーツ中継では高校野球の実況も担当し、その情熱と熱量は視聴者に届いています。

このように、谷口寿宣は営業職を経てアナウンサーとしての道を歩みながら、多岐にわたる番組に関わり続けてきました。そのキャリアは、常に進化し続ける彼の姿勢を示しており、今後のさらなる活躍に期待が寄せられます。彼はKAB熊本朝日放送のアナウンサールームでその活動を続けており、公式なホームページでは最新の情報も発信しています。

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