豊口めぐみ

豊口めぐみについて

基本情報

豊口めぐみ（とよぐち めぐみ）は、1978年1月2日生まれの日本の声優で、東京都町田市で育ちました。81プロデュースに所属しており、長いキャリアの中で多様なキャラクターを演じることで知られています。

生い立ち

彼女は町田市立町田第三中学校と東京都立忠生高等学校を経て、日本工学院八王子専門学校の音響芸術科を卒業しました。声優を目指すきっかけは、小学校高学年の頃にアニメ『ドラゴンボール』に出会い、当時のヤムチャ役を務めていた古谷徹のファンになったことです。中学2年生になった彼女は、古谷の出演作『ドラゴンクエスト』のキャラクターのモノマネを始め、声優という職業に興味を持ちました。

キャリアの足跡

専門学校在学中、彼女は文化放送のラジオ番組『広井王子のマルチ天国』の火星ガールオーディションに応募し、見事グランプリを獲得。この成功をきっかけに、81プロデュースに所属し、様々なアニメやゲームで声を当てることになります。2000年には『マイアミ☆ガンズ』の桜小路妖役で初主役を務め、さらに『カンナさん大成功です!』では主人公カンナの吹き替えを行い、幅広いジャンルで活動を展開しました。

2008年には舞台にも挑戦し、演劇ユニット『東京ジャンケン』を設立しました。2016年には結婚し、妊娠を機に一時活動を休止しましたが、2017年には声優活動に復帰しました。

演技のスタイル

豊口の声域はA〜Dで、初期はおとなしい役柄が多かったものの、次第に元気なキャラクターや女性らしい強さを感じさせる役柄に挑戦するようになりました。『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』では、アクア役を演じ、その人気を得ており、彼女の代表作の一つとなっています。ディズニー作品では『ティンカー・ベル』のロゼッタ役や『スター・ウォーズ 反乱者たち』のヌーマ役でも知られています。

趣味とプライベート

豊口は犬好きで、シーズー犬の「さち」を飼っていましたが、2012年に亡くなりました。また、ミュージカルや演劇を広く愛しており、月に十数本の舞台を観ることもあるほどです。劇団四季のファンであり、好きな作品や役者についてブログで言及することもあります。

人間関係とエピソード

声優仲間との交流も活発で、多くの共演者たちとのつながりがあります。特に、うえだゆうじや水樹奈々といった声優との共演が多いですが、下屋則子や釘宮理恵とはプライベートでも仲が良く、楽しいエピソードが多く語られています。豊口自身もブログやSNSを通じてファンとコミュニケーションを図っています。

まとめ

豊口めぐみはその独自の声質や役柄へのアプローチによって、多くのファンに愛されている声優です。彼女のキャリアは多岐にわたるだけでなく、円熟の演技力を持つアーティストとして、今後もさらなる活躍が期待されています。

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