豊橋市総合体育館

豊橋市総合体育館の概要

豊橋市総合体育館（とよはししそうごうたいいくかん）は、愛知県豊橋市にある市立の体育館で、総合スポーツ公園の一部を成しています。三河港に近接するこの施設は、バスケットボールやバレーボールの試合だけでなく、展示会やコンサートなども行われる、多目的な空間です。

施設の歴史

総合体育館の建設は1987年（昭和62年）に着工し、1989年（平成元年）に完成しました。施設が完成する前は、1961年に豊橋公園内に初代の豊橋市体育館が開館しました。1985年には、新しい総合スポーツ公園構想が決定され、その後、移転を経て現在の体育館が生まれました。

アリーナの機能

この体育館は、次のような施設を備えています。

• - 第1競技場：面積は3,450平方メートルで、2階には2,000席、1階には移動式の1,000席があります。
• - 第2競技場：面積は1,178平方メートルです。
• - 会議室：最大120名を収容可能な研修室、100名の定員の第1会議室、60名の第2会議室が完備されています。
• - トレーニング施設や健康相談室など、様々なサポートを提供する部屋も設けられています。

特に重要なのは、2016年からプロバスケットボールチーム「三遠ネオフェニックス」がこの体育館をホームアリーナとして利用している点です。彼らはこの場所を「Phoenix Dream Arena（フェニックス・ドリーム・アリーナ）」と呼び、館内のビジョン広告などで使用しています。

交通アクセス

豊橋市総合体育館には、公共交通機関からのアクセスも整っています。JR東海道本線や飯田線、名鉄名古屋本線の豊橋駅からは豊鉄バスの83、84、85系統を利用できます。「総合スポーツ公園」バス停で下車すると、所要時間は約20分です。また、三遠ネオフェニックスの試合がある日には、豊橋駅西口からの臨時バスが運行されることがあります。

自家用車での訪問も可能で、国道23号（豊橋バイパス）の豊川橋南ICを降りてから、南西方向に約3分の距離です。駐車場は800台分の無料スペースを備えており、来場者にとって便利です。

最後に

豊橋市総合体育館は、地域社会のスポーツ振興や文化活動の拠点として重要な役割を果たしています。幅広いイベントが開催されるこの施設は、地元住民や訪問者にとって、スポーツや文化を楽しむ場でもあります。

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