豊永稔

豊永稔（とよなが みのる）は、1978年6月12日生まれ、鹿児島県鹿児島市出身の元プロレスラー、総合格闘家であり、現在はレフェリーとして活動しています。

プロレスラー、総合格闘家としての経歴

1997年6月、豊永はキングダムに入門し、プロレスラーとしてのキャリアをスタートさせました。同年11月3日には、後楽園ホールでの松井駿介（現・松井大二郎）戦でプロデビューを果たしました。1998年には、高田延彦が主宰する髙田道場の立ち上げに参加し、総合格闘家としての道を歩み始めました。高田道場所属時代から、フリーに転向してからも、桜庭和志のセコンドやスパーリングパートナーを務めるなど、密接な関係を築きました。

1999年には、パンクラスのネオブラッド・トーナメントに出場し、決勝まで進出しました。決勝では美濃輪育久と対戦し、チョークスリーパーによる一本負けを喫し、準優勝という結果に終わりました。2000年6月4日には、PRIDE.9への出場が予定されていましたが、メディカルチェックで頭部に腫瘍が発見され、医師から現役続行が不適当と診断されたため、惜しまれつつも引退を決意しました。

引退後は、高田道場の道場管理総責任者などを務め、選手の育成に力を注ぎました。また、2008年4月からは、格闘技スクールTRYをゴールドジムイースト東京（南砂町）で主宰し、後進の指導にも取り組んでいます。

レフェリーとしての活動

現役引退後、豊永はK-1、PRIDE、HERO'S、DREAM、SRCといった主要な格闘技団体でレフェリーとして活躍しています。総合格闘技だけでなく、キックボクシングなど幅広いジャンルの試合で、公平なジャッジと試合の円滑な進行に貢献しています。

2017年11月には、日本MMA審判機構（JMOC）の設立に携わり、代表に就任しました。JMOCでは、MMAの審判の質の向上と、格闘技の発展に貢献するための活動を行っています。

戦績

総合格闘技

詳細な戦績は、各種格闘技データベースで確認できます。

グラップリング

グラップリングの戦績についても、同様に各データベースで確認可能です。

関連情報

男子総合格闘家一覧
PRIDE選手一覧

外部リンク

パンクラス 選手データ
PRIDE 選手データ - Internet Archive
バウトレビュー 選手データ
SHERDOG 選手データ

豊永稔は、プロレスラー、総合格闘家としてだけでなく、レフェリーとしても格闘技界に貢献し続けています。また、指導者として後進を育成するなど、多岐にわたる活躍を見せています。彼の情熱と貢献は、今後の格闘技界の発展において重要な役割を担うでしょう。

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