豊田奈夕葉

豊田 奈夕葉について

豊田奈夕葉（とよだ なゆは）は、1986年9月15日生まれの元日本女子サッカー選手であり、現在はサッカー指導者としてラオス女子代表の監督を任されています。神奈川県鎌倉市出身で、法政大学を卒業した後にプロキャリアをスタートしました。ポジションはミッドフィールダーとディフェンダーで、特に守備力に定評がありました。

経歴

豊田はサッカーキャリアのスタートを中学校時代の「日テレ・メニーナ」で、後に神奈川県立神奈川総合高等学校に進学します。在学中の2001年には女子サッカーチーム「日テレ・ベレーザ」に昇格し、シーズン初戦となるジェフユナイテッド市原レディースとの試合に先発出場しました。

シーズンの終わりには、さいたまレイナス戦で初ゴールを決め、活躍を印象づけました。2004年11月には日本女子代表選手として選出され、翌月の国際親善試合「キリンチャレンジカップ」で初出場を果たします。

その後、2008年の東アジア女子サッカー選手権では、チームの一員として国際大会初優勝に貢献しました。2011年に現役引退を発表しましたが、2012年には現役復帰し、スペランツァFC大阪高槻へ入団。シーズン途中にはアルビレックス新潟レディースに移籍し、さらに2013年にはバニーズ京都SCに加入し、キャプテンを務めました。

代表歴

代表チームでは、豊田は数多くの国際親善試合や大会に参加しました。2004年の初出場以降、2005年の東アジア女子サッカー大会や、2007年のFIFA女子ワールドカップ中国大会の予選、さらに北京オリンピックのアジア地区最終予選にも参加しました。特に、2008年の東アジア女子サッカー選手権では、チームが自国での国際大会で優勝する瞬間に立ち会ったことは、大きな栄誉でした。

指導者としてのキャリア

現役を終えた後の豊田は、指導者としての道を選択しました。2023年10月には、ラオス女子代表の監督に就任することが発表され、今後の選手育成に注力しています。彼女の経験と知識を活かし、サッカー界に新たな貢献を果たすことが期待されています。

豊田奈夕葉は、プレーヤーとしてだけでなく、指導者としてもその道を切り開きながら、女性サッカーの発展に寄与し続けている人物です。彼女の今後の活躍から目が離せません。

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