貝津駅

貝津駅（かいづえき）

貝津駅は愛知県豊田市の貝津町片坂にあり、愛知環状鉄道の駅番号15として知られています。この駅には「中京大学豊田キャンパス前」という副駅名も付けられており、学生の利用が多いです。

歴史

この駅は愛知万博の開催を受け、そして地域の住民の増加に伴う豊田市の要望により、愛環梅坪駅と共に新設されました。設置には約11億8700万円が投じられ、豊田市がその事業費を負担しました。

• - 2005年3月1日: 愛知環状鉄道の駅として開業しました。
• - 2005年4月25日: 改札業務が有人化されました。
• - 2008年3月15日: 切符の販売が開始されました。
• - 2019年3月2日: ICカード「TOICA」の利用が可能になりました。

駅構造

貝津駅は単式1面1線のホームを持つ駅です。駅員が常駐しており、特に学生の多い時間帯には窓口が開いています。また、バリアフリー対応として南側にエレベーターが設置されています。なお、2012年4月からは無料駐車場が有料化され、入庫から30分以上の場合は料金がかかります。

駅舎は、中京大学の建物との関連を考慮してデザインされています。現在、駅の北側には新しい道路が整備されていますが、直接のアクセスはなく、旧道を経由する必要があります。

駅周辺の施設

貝津駅の北側には田畑が広がっており、周辺には住宅地も見られます。駅前にはロータリーが存在しますが、路線バスはこのロータリーに入ることはありません。周辺の主な施設は以下の通りです。

• - 中京大学豊田キャンパス
• - トヨタ紡織猿投工場
• - さなげアドベンチャーフィールド
• - 愛知県道58号名古屋豊田線（飯田街道）
• - アミューゼダンススポーツクラブ（貝津本校）
• - 豊田市立浄水北小学校
• - 貝津町リサイクルステーション

利用状況

貝津駅の一日平均乗降客数は、年ごとに変動を見せており、以下の通りです。

• - 2005年度: 887人（愛知万博開催年）
• - 2006年度: 933人
• - 2007年度: 1,083人
• - 2008年度: 1,139人
• - 2009年度: 1,144人
• - 2010年度: 1,133人
• - 2011年度: 1,046人
• - 2012年度: 1,013人
• - 2013年度: 938人
• - 2014年度: 908人
• - 2015年度: 925人
• - 2016年度: 994人
• - 2017年度: 1,062人
• - 2018年度: 1,109人
• - 2019年度: 1,228人
• - 2020年度: 744人

隣の駅

• - 愛知環状鉄道線

- 四郷駅（14） - 貝津駅（15） - 保見駅（16）

このように、貝津駅は地域の交通の要所として、また中京大学の近くに位置するため、学生や地域住民にとって欠かせない存在となっています。

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