赤ちゃんとママ社

株式会社赤ちゃんとママ社について

株式会社赤ちゃんとママ社（あかちゃんとママしゃ、Akachantomama Sha Co., Ltd.）は、日本を拠点とする出版社です。本社は東京都新宿区に位置し、育児に特化した出版物を多数手がけています。

創業と歴史

この会社は1965年に小山久二郎によって設立され、同年に日本初の育児雑誌である『月刊赤ちゃんとママ』を発刊しました。この雑誌は、従来の書店ルートではなく、共済組合や健康保険組合を介して乳幼児を抱える家庭に向けて、無料で配布されています。また、富士山マガジンサービスを通じて定期購読をすることも可能です。

2022年には、厚い信頼を受けていた『月刊赤ちゃんとママ』が、誌名を『赤ちゃんと！』に変更し新たなスタートを切りました。このような改名は、時代の流れや読者のニーズに応えるための取り組みとして評価されています。

代表者の変遷

1983年、小山敦司が同社の代表取締役社長に就任。その後、2004年からは小山朝史が代表に就いています。彼らのリーダーシップによって、会社は育児をテーマにした多様な事業展開を続けてきました。

出版物と事業内容

株式会社赤ちゃんとママ社は、育児雑誌や関連書籍の発行にとどまらず、講演会を開催したり、SNSコンテンツ「ダイバーシティPress」の運営なども行っており、育児に役立つ情報を幅広く提供しています。

特に注目されるのは、育児雑誌の他にさまざまな季刊誌や特別号を発行していることで、2023年には『季刊1・2・3歳』が『季刊ラシタス』として新たに刊行されるなど、常に新しい情報を発信しています。

主な出版物

• - 雑誌

- 月刊赤ちゃんと！（2022年5月号より『赤ちゃんとママ』から改名）
- 季刊ラシタス（2023年6月10日号より『季刊1・2・3歳』から改名）
- chacun

• - その他の出版物

姉妹社が発売したかるたの復刻版も手がけており、以下の作品が含まれています：
- サザエさんかるた
- サザエさんかるた その弐
- いじわるばあさんかるた

このように、株式会社赤ちゃんとママ社は育児に対する深い理解と親しみを持ちながら、様々なメディアを通じて読者とつながっています。今後も、育児に関連する新しい情報やサービスを提供していくことで、多くの家庭に寄り添った存在であり続けるでしょう。

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