赤上優人
赤上 優人（あかがみ ゆうと）について
赤上優人は1999年2月10日生まれで、秋田県仙北市出身のプロ野球選手です。彼は右投げ右打ちの投手で、現在は埼玉西武ライオンズに所属しています。彼の特長は最速153km/hのストレートで、スライダーやカーブも投げ分けますが、制球力にはさらなる改良が求められています。
経歴
高校時代
赤上は、仙北市立桧木内小学校の3年生の時に桧木内ベアーズで野球を始めました。その後、桧木内中学校に進学し、軟式野球部に所属しました。秋田県立角館高等学校に進学すると、1年生の時に全国高等学校野球選手権大会に初出場しましたが、自身は出場せず、2年生から遊撃手のレギュラーとして活躍しました。3年夏には秋田県大会で準優勝を果たし、同期にはプロ入りした小木田敦也がいます。
大学時代
その後、東北公益文科大学に進学した赤上は、当初は遊撃手としてプレーしていましたが、1年生の秋に投手へと転向しました。この転向がきっかけで彼の才能が開花し、2年生の夏には球速が150km/hに達しました。また、3年生の秋には南東北大学野球リーグ戦で4勝1敗、防御率1.11を記録し、最多勝およびMVPを獲得し、大学通算成績は38試合（162回）登板、12勝7敗、210奪三振、防御率2.00という素晴らしいものとなりました。
プロ入り
2020年10月26日のドラフト会議で、埼玉西武ライオンズから育成選手として1位指名を受けます。2020年11月22日に350万円の支度金と年俸400万円で仮契約を結び、背番号121が与えられました。これは東北公益文科大学から初のプロ野球選手となる瞬間でした。
西武でのキャリア
2021年シーズンでは、イースタン・リーグで中継ぎとして12試合に登板し、成績は1勝2敗、防御率4.76でした。翌年の2022年には、5月26日の二軍戦で初めて先発として登板し、その後も安定した投球を見せました。7月28日には18試合に登板し、3勝1敗、防御率2.03を記録し、同日に支配下選手登録されましたが、一軍での出場は果たせませんでした。オフには肘の手術を受け、その影響で2023年シーズンも一軍登板は達成できず、二軍でも1試合の登板に留まりました。
2023年のオフには、戦力外通告を受けましたが、11月23日に育成選手として再契約を結び、背番号は136に変更されました。
選手としての特徴
赤上選手は、最速155km/hのストレートを持ち、変化球も多彩ですが、制球力の向上が今後の課題となっています。これからの成長が期待される若手選手で、ライオンズの未来を担う存在として注目されています。
詳細情報
- - 背番号:
- 67（2022年7月28日 - 2023年）
- 136（2024年 - ）
関連項目
外部リンク
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