赤坂Bizタワーの概要
赤坂Bizタワーは、
東京都港区赤坂5丁目にそびえ立つ高層ビルで、オフィススペースや商業施設が併設されています。このビルは
TBSホールディングスが主導した「TBS赤坂5丁目開発計画」に基づき、赤坂サカスエリアの再開発の一環として建設されました。
基本情報
- - 高さ: 179.3m
- - 階数: 地上39階、地下3階
- - 延床面積: 18万6866㎡
このプロジェクトは、
三井不動産がプロジェクト・マネジメントを行い、土地や建物の所有者であるTBSから賃借し、プロパティマネジメント業務も担う形で進められました。また、この施設は民間の都市再生事業計画に認定されています。
完成までの経緯
赤坂Bizタワーは
2008年1月31日に竣工し、その約1ヶ月後の2月下旬からオフィス部分の入居が始まりました。さらに、
3月6日には商業施設がオープンし、赤坂サカスのグランドオープンを迎えることになりました。
商業施設とオフィスの構成
地下1階から3階には、商業施設「赤坂Bizタワー・ショップス&ダイニング」が広がり、外観にはライムストーンが使用されており、石造りの美しい街をイメージしています。オープニング時には、地元の老舗飲食店を含む46のテナントが入居しており、多様な選択肢を提供しています。
4階以上は賃貸オフィスフロアで構成され、もともと38階は将来の拡張を考慮して賃貸されていませんでしたが、2014年には賃貸スペースとして提供されています。タワーの東側には、大きなエントランスと3層吹き抜けのロビーが設けられ、快適なオフィス環境が整っています。さらに、南側の各フロアには「スカイビューラウンジ」という休憩スペースが2ヶ所あり、オープンな広場が設けられています。これにより、働く人たちがリフレッシュできる場所も確保されています。
主なテナント
赤坂Bizタワーには多様な企業がテナントとして入居しています。主な賃貸オフィスのテナントには以下のような企業があります:
- - 博報堂DYホールディングス
- - 博報堂
- - 博報堂DYメディアパートナーズ
- - INPEX
- - LSEG(リフィニティブ)
- - 本田技研工業
- - 毎日放送(MBS)東京支社(テレビ・ラジオ用の生放送スタジオ完備)
- - 東京エレクトロン
- - BGC証券
- - キャンターフィッツジェラルド証券
- - J.Score
- - ラッセル・レイノルズ
- - イー・ギャランティ
- - fantasista
- - マン・グループ
- - 三井物産スチール
- - クラウド・ストライク
- - Lキャタルトン
- - ビタブリッドジャパン
- - フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー
アクセス
赤坂Bizタワーへのアクセスは非常に便利で、
東京メトロ千代田線の赤坂駅と直接接続しています(地下2階が連結)。また、銀座線や丸ノ内線の赤坂見附駅から徒歩5分、銀座線や南北線の溜池山王駅からも徒歩6分で到達できます。
このように、赤坂Bizタワーは利便性と魅力を兼ね備えた施設で、オフィス利用やショッピングに訪れる人々にとって重要な拠点となっています。