赤岩港駅

赤岩港駅

赤岩港駅（あかいわみなとえき）は、宮城県気仙沼市赤岩港に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）気仙沼線BRT（バス高速輸送システム）のバス停留所です。この駅は、気仙沼線BRTの運行開始後に、地域住民の利便性向上を目的として新設されました。

歴史

東日本大震災によって甚大な被害を受けた気仙沼線は、柳津駅～気仙沼駅間がBRTとして復旧することになりました。気仙沼市は、BRTの利便性を高めるため、多くの新駅設置をJR東日本に要望しました。赤岩港駅もその一つとして設置されました。当初の要望には含まれていませんでしたが、2019年7月の気仙沼市地域公共交通会議で新たに提案され、設置が決定しました。

年表

2019年（令和元年）
7月8日：気仙沼市地域公共交通会議において、赤岩港駅の設置要望が原案通り了承されました。設置予定は2020年春頃とされました。
10月9日：JR東日本より、赤岩港駅の新設が正式に発表されました。
2020年（令和2年）
3月14日：赤岩港駅が開業しました。

駅構造

赤岩港駅は、一般道との交差点の両側に、それぞれ片面ずつ乗降場が設けられています。駅には、上屋、ベンチ、バスロケーションシステムのモニターなどの設備が設置されています。

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は10人です。開業からの利用状況の推移については、以下の通りです。

（※具体的な年度ごとの乗車人員データは記載されていません。）

駅周辺

赤岩港駅は、震災後に気仙沼市が整備を進めた赤岩港水産加工団地の近くに位置しており、主に水産加工会社への通勤手段として利用されています。また、国道や県道から離れた場所に位置しているため、近隣の公共交通が少ない地域における、災害公営住宅の入居者を含む高齢者の移動手段を確保する役割も担っています。

周辺施設

三陸沿岸道路 気仙沼港インターチェンジ
気仙沼冷凍水産加工業協同組合

隣の停留所

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■気仙沼線BRT

松岩駅 - 赤岩港駅 - 南[[気仙沼駅]]

脚注

（※脚注の内容は省略）

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 駅の情報（赤岩港駅）：JR東日本
(※外部リンクは、リンク先が実際のウェブサイトに移動するように調整してください)

もう一度検索