超シリトリアル

超シリトリアル：新感覚しりとりバトル番組

2015年8月、テレビ東京の深夜番組枠「ソコアゲ★ナイト」にて放送された「超シリトリアル」は、従来のしりとりとは一線を画す、新感覚のゲーム番組でした。一般的なしりとりをベースとしながらも、番組オリジナルの「超尻バトルボード」と、プロジェクションマッピングを駆使した華やかな演出により、視聴者を魅了しました。

ゲーム概要：63マスの挑戦

番組の中心は、63マスからなる「超尻バトルボード」を使ったしりとりバトルです。プレイヤーは、指定された最初の文字から始まり、3文字以上の名詞を次々と入力していきます。使用できる単語は多岐に渡り、一般名詞、固有名詞、地名、人名、作品名、商品名など、ほとんどのものが許容されました。ただし、2つの名詞を繋げて単語を作ることは禁止され、また、ボード上に配置された「ドクロ」のマスに止まる単語は失格となります。ドクロはランダムに配置され、その数によって難易度が変化しました。

プレイヤーは90秒の制限時間内で単語を入力し、63マス全てに単語を記入するか、相手が時間切れになることで勝利となります。長い単語や珍しい単語が成立した際には、「ナイスヒップ！」という掛け声と共に盛り上がりが最高潮に達しました。

多彩な対戦形式

番組では、個人戦、ダブルス戦、チーム戦の3つの対戦形式が用意されていました。

個人戦: 5～7人のプレイヤーが、桃色のバッチを付けて個人で対戦。1勝ごとに銀のバッチを獲得し、5個集めると金のバッチと交換できました。
ダブルス戦: バカリズムを含む7人のプレイヤーがペアを組み、交互に単語を入力していく対戦形式。チームワークや戦略性が問われました。
* チーム戦: 八嶋チームとバカリズムチームに分かれ、勝ち抜き戦で対戦。チーム戦では「ドクロに5回止まると負け」という「ドクロアウト」ルールが追加され、よりスリリングな展開となりました。勝利チームには、番組セットとして使用された「足立梨花さんの尻の型を取った桃尻」が賞品として贈られました。

出演者：豪華な顔ぶれ

司会は八嶋智人さんとバカリズムさんが務め、プレイヤーには伊集院光さん、千原ジュニアさん、サバンナの高橋茂雄さん、足立梨花さん、℃-uteの岡井千聖さん、ホラン千秋さん、バイきんぐの小峠英二さんなど、バラエティ豊かなメンバーが参加しました。彼らの個性と、しりとりバトルを通して生まれる掛け合いが、番組をさらに盛り上げていました。

演出：プロジェクションマッピングの華やかさ

「超尻バトルボード」をはじめ、番組セット全体にはプロジェクションマッピングが使用されており、視覚的にも非常に楽しい番組でした。「尻」や「ヒップ」をモチーフにしたデザイン、そして桃をふんだんにあしらった演出は、番組のユニークな雰囲気を強調していました。

まとめ：記憶に残るしりとり番組

「超シリトリアル」は、斬新なゲームシステムと個性豊かな出演者、そして華やかな演出が三位一体となった、記憶に残るしりとり番組でした。制限時間との戦い、戦略、そして語彙力、全てが試されるこの番組は、視聴者にも新たなしりとり体験を提供したと言えるでしょう。

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