越乃 奏(こしの かなで)
越乃奏(こしの かなで、
1996年11月9日生まれ)は、日本の
女性声優で、
兵庫県からキャリアをスタートしました。彼女は現在、
81プロデュースに所属しており、数多くのテレビアニメ、ゲーム、吹き替え作品に出演しています。
略歴
越乃は第8回81オーディションでスタジオディーン賞を受賞したことをきっかけに声優の道に進みました。
2017年4月1日には
81プロデュースに正式に所属し、声優活動を本格化させました。彼女が所属した後初めてチャレンジしたオーディションでは、アニメ『アカとブルー タイプレボリューション』にてヒロインのブルー・サーニ役を獲得することに成功しました。これにより、彼女は一躍注目を集める存在となりました。
人物
趣味や特技として、
デスクトップミュージックやイラスト制作、耳コピー、
編曲が挙げられる越乃。丹念に声を作り上げる技術や多彩な音楽感覚を持っており、これらの要素が彼女の演技に多大な影響を与えています。彼女の方言は神戸弁で、その独特なアクセントは自身のキャラクター作りにも活かされています。
出演作品
越乃は多岐にわたる媒体で活躍しています。その中でもいくつかの特に目立つ作品を以下に紹介します。以下のリストでは、彼女が演じたキャラクターの中で、メインキャラクターを
太字で示しています。
テレビアニメ
- 『
アイドルタイムプリパラ』(男の子)
- 『
Fate/Apocrypha|Fate_Apocrypha』(子供A)
- 『働くお兄さん!の2!』(複数の子供キャラクター)
- 『キラキラハッピー★ひらけ!ここたま』(ゆか)
- 『MIX』(ブラバン女子2)
- 『22/7』(河野勇)
- 『ARP Backstage Pass』(男児)
- 『
青のオーケストラ』(新入生)
ゲーム
彼女のゲームでの活動も目覚ましく、以下のタイトルに出演しています。
- - 『新約 アルカナスレイヤー』(2015年、クララ、キール)
- - 『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』(2017年、歌詠ノ紬姫)
- - 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』(ジェイド・リーチ〈幼少期〉)
- - 『東京ドラゴンシティ』(2017年、複数のキャラクター)
- - 『アカとブルー タイプレボリューション』(2019年、ブルー・サーニ)
- - 『ファイナルファンタジー VII リメイク』(2020年)
- - 『ファイナルファンタジー VII リバース』(2024年)
吹き替え
越乃は吹き替えでも実力を発揮しており、その代表作には以下が挙げられます。
- - 『きかんしゃトーマス』(2022年~、パーシー)
- - 『きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ』(2023年、パーシー)
- - 『きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』(2024年、パーシー)
オーディオブック
また、彼女はオーディオブックのナレーションにも参加しており、以下の作品で声を提供しています。
- - 『人類は衰退しました 1〜2』(2019年 - 2020年、妖精さん 他)
- - 『不戦無敵の影殺師』(2020年、霧原みぞれ 他)
- - 『学園者! 〜風紀委員と青春泥棒〜』(2022年、佐倉恵 ほか)
更に、彼女はデジタルコミックやその他コンテンツにも関与し、地元
兵庫県のご当地アイドル・りとる*りりーの活動にも関与しています。
越乃奏は、これからのさらなる成長と活躍が期待される魅力的な声優です。