越谷市斎場

越谷市斎場：地域に寄り添う火葬場

越谷市斎場は、埼玉県越谷市に位置する、越谷市、吉川市、松伏町の3市町を対象とした広域斎場です。2005年の供用開始以来、地域住民の大切な儀式を支えています。

PFI事業による整備と運営

越谷市初のPFI事業として整備された本斎場は、20年間の運営と維持管理をPFI越谷広域斎場株式会社に委託しています。この事業モデルは、公共サービスの効率的な提供と質の高いサービス維持に貢献しています。

アクセスと利用料金

3市町いずれかに住民票を有する方は、市民料金で利用できます。公共交通機関としては、JR武蔵野線南越谷駅または東武スカイツリーライン新越谷駅からバスでアクセスできます。バスの本数は限られていますが、「増林公園（越谷市斎場）」行きのバスも運行されています。タクシーでのアクセスも可能です。JR武蔵野線吉川駅からもタクシーで利用できます。

歴史と移転

越谷市と吉川市は、以前はそれぞれ単独で斎場を運営していました。しかし、越谷市の旧斎場はイオンレイクタウンの開発に伴い解体され、現在の斎場に移転しました。吉川市の旧火葬場も、区画整理により中央平沼公園となりました。

施設概要と設備

越谷市斎場は、鉄筋コンクリート造りの2階建て建物です。敷地面積は32,200㎡、延床面積は8,556㎡と広々とした空間を確保しています。火葬炉は15基あり、そのうち1基は動物火葬炉です。7室の告別室、7室の収骨室、14室の待合室、4室の式場、4室の控室、売店、そして350台収容可能な駐車場を備えています。

周辺環境への配慮

斎場の建設にあたり、周辺住民への配慮として、増林公園が整備されました。自然豊かな環境と調和した設計となっています。

告別式と通夜

通夜式は、斎場の規定により午後5時30分または午後6時30分開始となっています。

休日

越谷市斎場は、1月1日、1月2日、友引の日は休場日です。

まとめ

越谷市斎場は、PFI方式による効率的な運営、地域住民への配慮、充実した設備とアクセス性を備えた、現代的な広域斎場です。今後も地域社会に貢献していく存在として、その役割を果たしていくことでしょう。

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