新越谷駅

新越谷駅（TS20）

新越谷駅は、埼玉県越谷市南越谷一丁目に位置する東武スカイツリーラインの駅です。駅番号はTS20。「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれています。

歴史

1973年に武蔵野線が開業し、南越谷駅が設置されましたが、当初は東武伊勢崎線（現：東武スカイツリーライン）の駅がなく、乗り換えには蒲生駅からの徒歩連絡が必要でした。その後、越谷市と東武鉄道との間で用地買収交渉が成立し、1974年7月23日に新越谷駅が開業、武蔵野線との乗り換えが可能になりました。

開業当初は普通列車のみの停車駅でしたが、武蔵野線が高架駅であるのに対し、東武伊勢崎線は地上駅だったため、街が東西に分断されるという問題がありました。沿線開発が進み列車の本数が増えるにつれて、踏切による交通渋滞が頻発するようになり、その解決のため1989年に高架複々線化工事が着工されました。

1993年に下りホーム、1994年に上りホームが高架化され、踏切が解消。1997年には草加駅 - 越谷駅間の複々線化が完成し、ダイヤ改正で準急停車駅となりました。1998年には新駅舎が完成し、駅ビル「新越谷ヴァリエ」がオープンしました。

年表

1974年7月23日 - 東武鉄道 新越谷駅が開業
1993年10月8日 - 下りホームが高架化
1994年11月2日 - 上りホームが高架化
1997年3月25日 - 準急停車駅となる
1998年3月26日 - 新駅舎と駅ビル「新越谷ヴァリエ」が開業
2002年12月 - 「尾瀬夜行」「スノーパル」の停車駅となる
2010年12月20日 - 発車メロディを導入
2012年3月17日 - 駅番号「TS 20」が付与
2020年6月6日 - THライナー停車駅となる
2021年2月27日 - 1・4番線でホームドアの使用を開始
2021年3月7日 - 2・3番線でホームドアの使用を開始

駅構造

島式ホーム2面4線を有する高架駅です。内側2線が緩行線、外側2線が急行線となっています。武蔵野線が高架で伊勢崎線を跨いでいる関係で、駅の高さが5階建てビル程度あり、駅の南北に急勾配区間が存在します。

のりば

番線	路線名	行先
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1	東武スカイツリーライン	上り：浅草、東京メトロ日比谷線直通 北千住・上野方面
2	東武スカイツリーライン	上り：浅草、東京メトロ日比谷線直通 北千住・上野方面
3	東武スカイツリーライン	下り：春日部、東武動物公園、東武日光、久喜、館林、伊勢崎方面
4	東武スカイツリーライン	下り：春日部、東武動物公園、東武日光、久喜、館林、伊勢崎方面

上記の路線名は旅客案内上の名称（「東武スカイツリーライン」は愛称）で表記しています。
春日部方面への準急・区間準急は当駅から各駅に停車します。

駅ビル「ヴァリエ」が駅を包み込むように立地し、改札口は駅ビル3階へ向かうものと西口方面へのものがあります。南越谷駅への乗り換えは、改札を出て屋根のある連絡通路を通ります。

特急は全列車通過しますが、臨時夜行列車「尾瀬夜行」「スノーパル」は当駅に停車します。また、2020年からは有料座席指定列車「THライナー」も停車するようになりました。

駅周辺

駅周辺には、新越谷郵便局、南越谷郵便局などの郵便局や、獨協医科大学埼玉医療センターなどの病院、越谷市立富士中学校などの学校があります。

乗り換え

南越谷駅 - JR武蔵野線

利用状況

2023年度の一日平均乗降人員は139,076人であり、伊勢崎線内では北千住駅に次ぐ第2位です。駅周辺の開発が進んだことにより、乗降人員は増加傾向にあります。

その他

駅名は、開業当時に越谷市内で一番新しくできた東武鉄道の駅であることから「新越谷」と命名されました。また、当駅の西側には「新越谷」の地名が誕生しています。

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